ボルトと内村航平選手からわかる膝の使い方の重要性

脚の形は変えられます。

典型的なO脚の○○さん。左上は2か月前に来られた時のもの。その時はご自分の姿勢と歩行を一度チェックしたいという事で来られました。
O脚であることも分かっている。体が硬いのも分かっている。治したい気持ちはある。でも痩せていらっしゃるし、若いし、特に体の不調もないので、もう来られないだろうな・・・と。

久しぶりに太めのヒール5cmぐらいの靴を履いてみたら、右足の甲や足底腱膜が痛み出したそうです。そのまま続けて履いていると今度は左足にも痛みがきてしまい、このままではヒールが履けなくなるのでは?ということで来られました。

今回申し込まれたのは、施術のみのコースです。

 

何をしたのかというと、まず、「立つ」とはどういうことなのかをお教えしただけです。本来無意識にどこに力が入ってどこの力が抜けて、プラスマイナスゼロになっているのかということ。いつの頃からか間違ってしまっている。あるいは何かしらあって、使おうとしなかった筋肉などがあれば、そこから生まれるのがパワーのない筋肉です。ストレッチできるできないとは違うものです。

施術が終わって、楽にまっすぐな脚が作れて、ご本人が感激してくださいました。痛みは感じない。そして細く締まってくるのも事実です。また写真を撮り忘れて、無理して元の脚の形を作ってもらったのが右上ってわけ。
元の形をとった時に、なんか変だなあ・・・と感じたらば大成功です。

 

あとはちゃんと足りない筋肉を作っていくだけ。硬いところは伸ばせるようにしていくだけです。一朝一夕では維持できません。気楽に、でも着実にやっていくといつまででもヒールは履けるようになります。次回は運動のコースをお勧めしました。

 

さて、○○さんには勘違いしていることがありました。

ご自分では膝が過伸展していると思ってしまい、いつしかいつも若干膝を曲げるようにしていたという事。

 

 

膝を曲げると足の蹴る力は弱まります。

2017年ロンドン世界陸上で、ボルトは有終の美を飾れませんでしたが、彼の走りは多くの人に感銘を与えたと思います。

私は短距離を見るときは「スタート」を注視します。

なぜなら「蹴る」から。足の「底屈」する力が最大限に発揮できなければならないわけでしょ?ではその姿勢は何?
飛び出すタイミングもものすごく大事ですが、蹴る力の姿勢に違いがあると思って見ているのです。いい動画がありました。ウサイン・ボルトとタイソン・ゲイとの違いです。思っていた通りです。

 

見ていただくと一目瞭然。膝が伸展していること。これが「最大限の蹴りの強さ」につながるのです。

ここでの股関節は最大限の伸展ではありません。下を向き、1歩目2歩目で後ろ足の蹴りと同時に腸脛靭帯がしっかり伸び、大腿筋膜張筋が働いて、前脚がまっすぐ前に出ることも重要で、ロスを抑えることになります。前脚は股関節の屈筋で膝を上げますが、膝には稼動の余裕があり、力のロスが生まれないように、地面からつま先までが低く最短ルートでの足の運びとなっています。

膝を曲げてしまっていた○○さんは、蹴る力が弱くなっていたのです。
そして前かがみになっていた。

上体が前に傾いて膝が上がらないから、どんどん足にブレーキをかけ、結果ふくらはぎばかりが疲れてしまう。

 

なんだか推理小説のようでしょ?

膝を伸ばさないと強く蹴ることはできない。まずそのことを覚えておいてください。そしてもう一度ボルトの走りを見てみませんか?

 

次は内村航平選手です。

ストイックな内村選手。(たまたま見ていた日テレ「掘れば掘るほどスゴイ人」より)

大学4年生からこの8年間1日1食を続けている。その理由は?
「動く時はお腹に入れたくない」
「食べ物が内臓にあるのが回っているとわかる」
「チャポチャポする、そういうのが嫌なので」

胃の中の音が気になるほど神経を研ぎ澄まさせている内村選手です。

だから演技へのこだわりも強く、「世界一美しい演技」と言われています。

 

「着地で足が全く開いていない」

高校時代、美しさを求めるあまりゴムチューブで足を縛るという独自で考えた矯正法を行ったが

「足が痛い・・・痛い・・・」

朝起きたら痛すぎて膝が曲がらない。(「やらないほうがいい、痛い」内村航平談)

そのおかげでスゴイ発見をする。
そこから着地の足のそろえ方を変えた。
「こうやると開くけど、こうやると閉じる。すき間空いてないでしょ?」

日本3位の選手でさえも着地の後、膝が離れてしまう事がある。
一方内村選手の着地演技は

美しい!

着地の採点は非常に厳しく、「美」を求めてのこのつま先を開くという姿勢は、内転筋の弱い人にその筋肉を意識してもらうのに最適な動きなのです。そして

くっつけた膝の向きを意識してもらうことが、O脚を治すうえでもX脚を治すうえでも大事なこととなります。

膝を伸ばす。
膝の向きに気をつける。

きれいで正しい姿勢を維持できる筋肉をつける。
こわばった筋肉はゆるめる・・・

 

長くなりました。
是非とも参考にしてくださいね。

「美しさと健康はつながっている」そう私は思います。
「太さではない、形です」いつからでも作れます。

 

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