⑪陰陽五行が分かる!からだにある穴からわかる季節の病気の違い

五行・五季・五臓五腑・五味に照らし合わせて書くと

五行 木 火   土   金   水
五季 春 夏   土用 秋   冬
五臓 肝 心   脾   肺   腎
五腑 胆 小腸  胃   大腸 膀胱
五味 酸 苦   甘   辛   鹹(しょっぱい)
五竅 眼 舌   口唇 鼻   耳

五竅(ごきょう)とは五臓五腑の窓口のようなものです。異常があらわれるところです。

 

春は「眼」

春に「肝」の働きが異常亢進すると血液が上昇して体の上部に滞るため、
鼻や眼の粘膜が充血を起こし、鼻水や鼻づまり、くしゃみ、眼のかゆみなどをもたらします。
アレルギー症状を引き起こす、花粉などの異物を解毒する役目を担っているのは「肝」です。
この解毒作用が低下することもアレルギー症状をもたらす一因と考えられます。
花粉症で、眼に特徴的な症状が現れるのもこの「肝」の異常亢進のためです。

夏は「舌」

竅(きょう)とは穴という意味です。舌は穴ではないので「心」の竅に「耳」を加える場合もあります。
「心」は絡脈を通してとつながっています。また舌は、顔と同じく多くの脈が通り、血がたくさん流れている場所です。

中医診断学では中医学理論に基づき集めた症状や徴候を総合分析し、それによって診断性の結論を出したものを「辨証(べんしょう)」といいます。

舌診

「辨証」(べんしょう)に必要な情報を収集するための四つの診察方法が「望診」「聞診」「問診」「切診」でその「望診」のなかに「舌診(ぜっしん)」があります。
舌を診るわけです。舌は変化が激しく外に出しているだけでも状態が変わってきます。舌だけですべてを判断するわけではありませんが何かしらの兆候はあるので状態は参考になります。

舌

 

 

 

 

 

 

図の下の方が舌先です。私の父が最後に入院する直前の自宅で、
「ほら、舌がピカピカで鏡みたいなんだよ。」
と私に言いました。それは「鏡面舌」です。病状が危険な段階まで進行し、患者の体内臓腑の気の流れが混乱し、陰陽気血津液が尽きると疾病が投影される舌に特殊な形や色の変化が現れるのです。

 

土用は口唇(こうしん、くちびる)

土用は「脾・胃」。
胃腸のトラブルは、真っ先に肌や口などに現れます。肌が荒れたり黄ばんできたりあるいは口のまわりに吹き出物口内炎ができやすいとき、過剰に甘いものを欲するときなどは胃腸が弱っている証拠です。

 

秋は「鼻」

秋にもっとも気を付けなければならないのは、大気の乾燥です。乾燥した空気にさらされていると、皮膚や髪はかさつき口は渇き、鼻や口から吸い込んだ乾いた空気が肺を侵して、呼吸器系の症状が起こりやすくなります。秋口になると、くしゃみが出るせきが止まらないといった症状が多くなるのもこのせいです。
春先の鼻炎症状と秋口の鼻炎症状は異なります。
春先の鼻炎は肝機能の高ぶりから血液が上半身に滞り眼や鼻の粘膜が充血することによって起こります。
それに加えて、スギ花粉や排気ガス、国外からの粒子などが鼻の粘膜を刺激することも関係し、くしゃみ鼻水に加えて眼や鼻のかゆみが強くなるのが特徴です。しかし、ひどい咳やぜんそく、肺炎など肺の内部にまで影響がおよぶことはほとんどありません。
一方、秋口の鼻炎は、くしゃみや鼻水に始まり、乾いた咳や痰、さらに気管支炎やぜんそくにまで移行しやすいのが
特徴です。

 

冬は「耳」

体が休息モードに入る冬です。厳しい寒さに適応できずに起こる疾患は、「寒邪(かんじゃ)」のしわざです。
「寒邪」にはものを収縮させる性質があるため、血管が収縮して、人体の気血のめぐりが滞り、手足の冷え悪寒痛みを起こします。毛穴も収縮するために、内部の熱は外へ放出できなくなり、汗が出ないまま悪寒発熱するようになります。「寒」は「痛」といつでも関連性があるため「寒邪」のとどまる場所によって、頭痛や背中の痛み、関節痛、屈伸の不自由などが現れます。
五臓の中で関係するのは「腎」です。「腎」は人体の生命活動を維持する「精」を貯蔵し、全身に勢力を与えて粘り強さや
根気を生み出します。さらに「腎」は、骨と髄の成長発育と密接に関係し、その異常は、その窓口である「耳」に現れます。老化現象も「腎」の衰えによるエネルギー不足です。足腰の弱り、難聴、耳鳴り、視力低下、白髪、物忘れなど。

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