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【手荒れ指荒れ指割れ】十数年の闘いから生まれた最後の治し方

こんにちは。きこうカイロ施術院の高田です。
今年は2冊目の「ひざ痛」本も出せましたし、たくさんの方の体の不調や痛み、体形の改善にご協力できてとても有意義な年を過ごせました。読んでくださる皆さんがいてくださるおかげで頑張って書いて研究してくことができました。ありがとうございます。これからも「身体」に対する疑問を他の人とは別の角度で見ていけたらきっと誰かの役に立つ!この思いで頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

今年、個人的に言うと十数年来のもうあきらめていた「指荒れ」「指割れ」が完治したことが驚きでした。
きっと悩んでいる人は多いはずです。私の治し方の変遷をヒントにしていただけたらと思います。

指割れ荒れ克服
目次

指割れ荒れの原因を探して十数年

「指割れ」「指荒れ」と調べるとよく出てくる理由です。
悩んでおられる皆さんもそうだと思いますが、一つ一つやってはみるのですが改善が見られない・・・そのような十数年でした。先に書いておきますが、私の指は水泡ができてジクジクするタイプではありません。割れて荒れてひどい時は血がにじむというタイプでかゆみは通常は無く、皮膚がかさかさしてうろこ状になる時少しにかゆみが出るというタイプです。

きっと皆さんもいろんなことを試されたことでしょう。まずはそれぞれ効果があるかやってみることです。どれぐらいの期間で効果が出るかは個人によっても異なるでしょう。が2週間もあればだいたい変化があるかないかは感じると思います。私にとっての最後の切り札は先に言うと「ビタミンA」でした。

やってみたことを順番に記してみますね。

冬の空気乾燥で手が乾燥するから

春夏秋冬、私の指は割れて荒れていましたからこれは当てはまりません。割れて血がにじむなんてことはしょっちゅうで一年中でした。冬だけ荒れるという人はやはり乾燥が原因でしょう。

水仕事などによって皮脂が洗い流されるから

もちろん水仕事では必ず手袋はしていました。気付く限りクリームは塗っていました。手袋の中の雑菌か?とも思いできる限り頻繁に交換しましたが関係はなかったように思います。
ワセリン、白ワセリン、ハンドクリーム、馬油、病院からもらった塗り薬・・・すべて変化がみられませんでした。

高田祐希

それでもなぜか状態が良い時と悪い時がある。それが何かが知りたくてあらゆることを一定期間やっていました。

血行が悪いから

年齢のせいもあるでしょう。しかしビタミンEの摂取では何も変わらずですし、そもそも運動も全くしていないというわけでもありません。

高田祐希

女性のほうが寒さを感じやすいのは、女性ホルモンであるエストロゲンの影響で手足の血管が収縮しやすいからだそうです。年齢が進むにつれ(そういえば手足の冷えはなくなったわね)と思うのはこのエストロゲンが減少しているせいでもあるわけですね。

化学物質に触れて、アレルギー物質に触れて、物理的な摩擦で

思い当たることはありませんでした。ただ、水泡ができてジクジクするタイプではありませんでした。
うまく皮膚が作れていないんじゃないか・・・その原因を知りたい。
右手は「うろこ」のようになるカサカサの指。皮膚が痛く感じることももちろんありました。仕事ではいつも手袋をしているのですがそのことが原因ではありませんでした。

水虫などの真菌

病院で診てもらっていたのでそれではないようです。ただ「治りにくいんですよね」と言われました。「理由が分からないんですよね」とも言われました。

皮膚に水分をため込む機能が落ちているから

これは納得しています。グリセリンや尿素の配合が多いクリームも試すとよくなるのですが一時だけです。油を補うよりもそもそもの皮膚下の水分が足りない、保てないと理解しだしました。
潤す能力が落ちている。いつも思うのは、顔に付ける化粧水やクリームが指にも付くのに何も浸透しないのかなと。角質が薄くてバリアが張れないという説もあるし角質が厚くて浸透できないという説もあります。

すると最近このような病名を見つけました。
というのは発症した十年以上前には見当たらなかったからなぁ。研究が進んでいるのでしょう。ありがたいことです。

進行性指掌角皮症(しんこうせいししょうかくひしょう)

主に利き手の親指・人差し指・中指から発症し、皮膚が乾燥して皮がむけ、硬くなり、ひび割れして指紋がなくなってしまいます進行すると指先から手掌に広がり、さらには手首、腕、アレルギー反応を起こして全身に広がると言います。

私も指紋がなくなっていたのでスマホの指認証に困った覚えがあります。どの指を使えばいいんだ?と。
そして幾多の闘い(割れ)の後が縦の線となって指に残っています。もう何をやっても変化がないと思っているうちに

「爪」に縦線が入りだしました。

爪の縦線

中医学では「三余(さんよ)」という考えがあります。
髪は血の余り
歯は骨の余り
爪は筋の余り


いろんな機能が落ちてきているんだなぁと。でもこれらは人間としての当たり前の老化でもあるわけですから受け入れる必要もあります。それでも爪が引っかかるのは嫌なのでもう少し何とかしたいと思うようになりました。
指は完治しないまま人生を終えるんだろうなと考えることさえしなくなっていました。

では爪に栄養を与えるには何が必要なのか。

シリカ(ケイ素)は?

過去にビタミンD、ビタミンB、鉄、亜鉛、ビオチンは他のことで効果はあったかもしれませんが、指に変化はありませんでした。
爪のことを考えて摂取を意識したのはシリカ(ケイ素)です。

シリカとは?

シリカは「ケイ素」とも言われ、ヒアルロン酸やコラーゲンなどを強化する働きがあり、人間の肌や爪、髪、血管などの健康を維持するミネラルです。体内では作られないため食事や飲み物で摂取する必要があります。加齢とともに減っていく成分と言われています。
シリカを多く含む食品
玄米・ひえ・アワ・小麦・じゃがいも・トウモロコシ・ゴボウ
特にシリカは皮部分に豊富に含まれているのでこの頃から野菜も果物も皮ごと摂取するようになりました。
ネバネバ(長いも・オクラ・モロヘイヤ・納豆)したものと一緒に摂取すると皮膚のコラーゲンが生成されやすくなります。

これで変化が出る人もいるでしょう。
爪にも効きそうなクリームを使ったりしていると少しは変わっていきました。爪も乾燥して硬くなっていくようです。シリカが効いているかどうかは分かりませんが上に書いているように果物も野菜もなるべく皮ごと摂取するようにしていきました。この時点で指に変化があったかどうかはまだはっきりしません。

今度はミネラルの摂取に意識が向かいます。

高田祐希

その理由はこんなことがあったからです。

8年ほど前に海外旅行のお土産にピスタチオを頂いたことがあります。それは殻の付いたピスタチオに岩塩がまぶしてありました。割れた指にその塩気が滲みて痛いのですが、美味しくて美味しくて。すると翌朝指がツルツルになっているのです。
もしかして岩塩のナトリウム?
それから指に塩を摺りこんだり塩水に指を入れたり。でもすぐに元の荒れた指になっていました。ということは口から入る栄養なのか?

ミネラル

鉄やカルシウムや亜鉛もミネラルです。
不足すると体に不調をきたすものもある一方、過剰に摂取すると体に良くないものもあります。
必須ミネラルは16種類です。

ナトリウム
マグネシウム
リン
硫黄
塩素
カリウム
カルシウム
クロム
マンガン

コバルト

亜鉛
セレン
モリブデン
ヨウ素

今ここでそれぞれの役割は書きませんが(⇒こちらを参照してください

私は簡単にミネラルのサプリを摂取するということにしました。
私の食生活ではミネラルは足りていなかったのか、ほんの少し指の状態が良くなったような気がしました。
だから確定とはいいにくい。しかし割れることが減ったような気がする。でも皮膚をうまく作れていないカサカサの皮がむけていく状態です。

私の場合、食べていても量が足りていないと考えられるのは「ビタミンA」です。
普通は過剰摂取の方が気になる栄養素でもあるのですが。

ビタミンA

ビタミンAはレチノール、レチナール、レチノイン酸の総称で脂溶性ビタミンです。
植物に含まれるβ-カロテンは、摂取すると、小腸上皮細胞でビタミンAに変換されプロビタミンAと呼ばれ、ビタミンAの仲間に分類されます。

レチノール美容液

基礎化粧品の美容液に「レチノール」という言葉を聞いたことがあると思います。
効能は肌表面の表皮のターンオーバーを促進し、皮膚のごわつき、きめの整え、小じわをなめらかにするとうたわれています。毛穴詰まりや毛穴の黒ずみも下の細胞が押しあがってくることにより毛穴対策ともなり、表皮のヒアルロン酸産生を促すため、くすみや色むらがケアされ、肌全体にハリを与えると言われています。

そのレチノールとはビタミンAの一つです。

ビタミンAの働き

目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。

ビタミンAの過剰摂取

過剰摂取すると体内に蓄積されてしまいその害が心配されます。
頭痛が特徴的であるほか、急性の過剰症としては脳脊髄液圧の上昇や、慢性的な過剰症として、頭蓋内圧亢進症や皮膚のはげ落ち、口唇炎、脱毛症、食欲不振、筋肉痛などの症状が見られることが知られています。

ビタミンAの過剰症は通常の食事ではほとんど起こりませんが、サプリメントを利用したり、ビタミンAを特に多く含むレバーを過剰に食べたりする際は注意が必要です

※植物に含まれるβ-カロテンによるビタミンAの過剰症は起こらないとされています。

では不足したらどうなるのでしょう。

ビタミンAの不足

有名なのは薄暗いところでものが見にくくなり、やがて夜盲症になるというもの。
角膜や結膜上皮が乾燥し、角質化するほか、
皮膚や粘膜でも、乾燥、肥厚、角質化が起こります。

角質化・・・私が気付いたのはこれです。

ビタミンAを多く含む食品

レバー、うなぎ、ぎんだら、ほたるいか、あなご、マスカルポーネチーズ、バター、卵、
モロヘイヤ、にんじん、かぼちゃ、ほうれん草、春菊、小松菜(野菜は全部「生」です)・・・

1回の食事量からで摂取できる量から考えても私はこれらのものをあまり積極的には食べていないです。それは自覚しています。卵だけでビタミンAの一日の最低推奨量を摂取するには7個食べなければいけない。うなぎなら100gで最低推奨量の2倍以上摂取できます。鶏のレバーだと100gで20倍です。だから動物系は過剰摂取の注意が必要になるのです。

とりあえずビタミンAのサプリを摂取

私の食生活では足りていないビタミンA。とりあえずサプリに飛びつきました。
ビタミンAのサプリにも自然由来のものがあったりとお値段も色々なのですが、とりあえず手が出せそうなものをチョイスして飲んでみることにしました。100粒入りのものを寝る前に1粒。

そのサプリで治ったかどうかも分からず、しかし指は知らない間に治っていました。

驚きました。

再度荒れだす指

しかし7か月経った頃です。少しずつ指が荒れ始めました。
焦りました。
知っている人は分かると思いますが昔の映画「レナードの朝」のような恐怖です。

サプリは3か月ほどでなくなるのでそれ以降は飲んでいませんし忘れていました。
そこで治った頃に何を摂取していたかを調べてみて、初めて「ビタミンAか!」となったのです。

野菜スティックで治す!

ここでまたサプリに頼るのもなんだかなぁと思い、過剰摂取の心配のないβ‐カロテンでビタミンAを摂ろうと決心します。

高田祐希

にんじんだと1本(150g)食べたら最低推奨量の1.5倍です。ということは2/3本でいいわけで、ほかの食品でも摂取することを考えると1/2本を目標にしたらいいんじゃない?

にんじんにはアスコルビナーゼというビタミンCを破壊する酵素が含まれているというのが通説でしたが最近の論文ではそれは間違いだとも言われています。生のにんじんは酸と一緒に摂取するとビタミンCに影響しないという情報を信じ、

「マヨネーズで食べればいいんだ!」

とそこからガッツリ生のにんじん(皮ごと)を食べ始めました。私は煮たにんじんは苦手なのです。生の方が好きです。

すると指の荒れが消えたではないですか!

そこには今流行りの「乳酸菌」も絡んでいると私は見ています。

野菜の皮の所にある乳酸菌

野菜の皮部分を捨てていませんか?もったいないです。
皮の部分に多く乳酸菌が含まれます。

「植物性/動物性乳酸菌」という呼び方は、科学的には正しくありませんが便宜上分けるとすると

「植物性乳酸菌」は、味噌や醤油、漬物のような野菜発酵物、植物などから見つかった乳酸菌。生きて腸までたどりつきます。
「動物性乳酸菌」は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品、動物の腸や糞便から見つかった乳酸菌です。「ヒト由来の乳酸菌」もこちらに含まれ、同じく多くは便から見つかっています。

乳酸菌は死んでも腸の中の善玉菌の餌になってくれるので両方の乳酸菌を積極的に摂取すると第二の脳とも言われる腸の状態を改善できるわけです。

野菜スティック最高!

そこで野菜スティックを積極的に摂取しようと思いました。
セブンイレブンの野菜スティック、美味しいですけど毎日ではお財布の心配が。
自分でちゃっちゃと野菜を切ればいいだけです。
すると指だけでなく付随していいことが起きるのが分かりました。

ダイエットに最適!

還暦を超えた痩せにくいからだでも野菜スティックで痩せられます。
にんじん、ピーマン、キャベツ、大根、きゅうり、何でもありです。
水分の補給にもなります。

イライラは「噛む」と解消する!

考えがまとまらない時、焦っている時、不安な時、甘いものを食べたり飲んだりする以外に落ち着くのは「噛む」ということなのかなと思っています。だからハードグミやおやつ昆布をよく食べていました。それを野菜に変えるとグミの摂取量が減りました。グミもコラーゲンとしていい働きをしていると思いますがね。おやつ昆布はミネラルとして今もよく食べます。

ドレッシングを作りました!


どうせならいい栄養が摂れるドレッシングにしてやろうと作ってみたらはまってしまいました。
こちらを参考にしてみてくださいね。
これで全て整うので「栄養完璧ドレッシング♪」です。


コツ・ポイント
混ぜるだけです。多めに作っておくと楽です。β-カロテンによるビタミンAの過剰症は起こらないとされるので人参やピーマンや他の野菜をスティックで食べたらどうなるかをやってみると指にも肌にもダイエットにも良くて感激。トイレの大が乳酸菌の匂いに!

レシピの生い立ち
生の人参はビタミンCを壊すのですが、マヨネーズの酸と摂取すると大丈夫。ケチャップはリコピン酸の抗酸化。マスタードは抗酸化に食欲促進に炎症を鎮めます。お味噌は発酵食品。ヨーグルトの乳酸菌も野菜と同時摂取で有効!バリバリ食べたら指が治りました。

色んな理由はあるでしょうが

口から摂取するものは大事に考えましょう。量はその人によって異なるのだと思います。まずはやってみてくださいね。
みずみずしい肌を維持したい方にもおすすめです。


何がきっかけで改善するかはひとそれぞれです。
でもやってみないと分からない。そのやってみようとする気持ちは交感神経を刺激する「アドレナリン」というホルモンです。アドレナリンを出すために必要なのは筋肉なんですよね。頑張りましょう!

このまま指をつるつるにしておきたいです。

ご予約はこちら

ご予約、お問い合わせはお電話、下記メールアドレスにて承っております。初来院される方は必ず初診を受けていただきます。

営業時間:10:00~19:00(受付は17:30まで)
定休日:火曜日

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