生き残ろうと頑張った人に「運」がやってくる

生き残ろうと頑張った人に「運」がやってくる

「運がいい人」とは、「生き残る確率が高い人」のこと

脳科学者（医学博士）であり、作家でもある中野信子さん（ホンマでっか！でも有名）は、

「運がいい人」とは、「生き残る確率が高い人」のことだと言います。

そう聞くと単純なわたしは

「やはり健康で長生きか⁉」とからだにつなげてしまうのですが、どうやら外れでもなさそうです。

適者生存と運者生存

チャールズ・ダーウィンが提唱した「進化論」は、
単純な生物が次第に複雑な生物へと進化していくという説で、
環境に最も適した生物が生き残るという考え、「適者生存」の考えに大きな影響を受けています。

キリンの首が長くなったのは？

「遠くまで見渡せるようにするため」
「高い木の葉っぱが食べられるようにするため」

このように環境に適応して長くなったのだと考えるのが「適者生存」です。

しかし、この「適者生存」の考えでは説明できない事実が、マンボウの生態系に見られます。

マンボウは、一度に約２億７千万個の卵を産みます。
ところが親になるまで生き残れるのは、たったの１～２匹。
その他は亡くなってしまうのです。
この事実を「適者生存」で説明しようとすると「生き残った１匹は、他の２億６９９９万９９９９個の卵より環境に適していた」ということになりますが、論理的ではありません。

そこででてきたのが「運者生存」という考えです。

キリンの首が長いのは、運よく生き残ったキリンの首がたまたま長かったから。
生き残ったマンボウもたまたま運が良かっただけ。

この考えの方が、よほど論理的です。

この「運者生存」という考えこそが、わたしたちがよく口にする「運」のことなのです。

「仕事運」
「金運」
「恋愛運」

すべては生き残るためにある「運」です。

皆さん、「運」は良いですか？「運」が悪いですか？

先生によるとたった３つの方法で運は上げられるそうですよ！

「運が悪い人」が運をよくする３つの方法

それは次の３つです。

１．「自分は運がいいんだ」と思い込む
２．誰よりも「自分を大切に扱う」
３．自分だけでなく「他人の幸せ」を願う

しかしなあ、聞いたことがあることばかりなんだよね。（とふてぶてしく・・・）

するとこういう言葉が出てきました。

生き残ろうと頑張った人に運がやってくる！？

「洗面器から最後まで顔を上げなかったものが勝つ」

皆さんもよくご存じのサイバーエージェント。Ameba（アメーバブログ）関連事業とインターネット広告事業を主とする企業です。最近では「AbemaTV」もてがけていますよね。

サイバーエージェントの藤田晋さんは３人から始めた会社が、今では3,000人以上の社員を抱え、本を書けばベストセラー、様々なベンチャー投資も成功させるなど、周りから「運が良いな！」と言われることも多いそうですが、

ビジネスは、
「洗面器から最後まで顔をあげなかったものが勝つ」

が鉄則で、“そのとき”が車で仕事の質を落とさないよう、しのいでいる人にしか運はやってこず、麻雀界で20年間、無敗で引退した桜井章一さんも、ビジネスでもスポーツでも、負けの原因の99％は自滅だと述べています。

Facebookで友人が資金調達に成功した、新しいオフィスに引っ越した、たまたま日曜日に「情熱大陸」を見て感動したなど、周りに影響されて、今までの戦略や働き方をあっさりと変えてしまう事で、自滅していく人も多く、誰もが早く楽になりたいという願望から、どんどん洗面器から顔を上げていきます。

藤田さんは会社を始めた当時、週に110時間、がむしゃらに働くことで、かつ勝率を0.1%でも上げ、「これだけやって、ダメだったら仕方ない」というレベルまで仕事をしたと述べていますが、「正しい選択」、「正しい努力」を続けていけば、運は福利のように積みあがっていき、結局、それをどれだけ続けているかが、運の総量を決めているようです。

松下幸之助氏

「面接で“運が悪い”と答えた人は、どんなに学歴や面接が良くても、即不採用。」

有名な話です。
運のいい人は常にリラックスし、さらに「圧倒的に数をこなす人」でもあるといいます。
数をこなすことにより、偶然のチャンスをものにできるということです。

数をこなすこと　めげないこと

生き残るためにはまずからだが元気であること。