ストレートネックとは?

正常な首がストレートネックになっていく様子です。

首の骨は頸椎(けいつい)といい、全部で7個あります。
少し前にカーブ(前弯)しているのが正常な形なのですが、何らかの原因により、まっすぐになってしまう状態をストレートネックといいます。
ひどくなると、逆にそってしまう頚椎後弯変形(後方ネック) になる場合もあります。

 

頭の重さは約6~8kgです。1.5ℓのペットボトルが4本分以上あります。

こんなに重い頭を細い首で支えるためには、色んな方向からの筋肉と、重心をとらえるための柔軟に動く適度なカーブの骨が必要です。
頚椎のカーブは、衝撃を吸収する役割もあり、とても大切なのです。

 

そもそも首の役割ってなんだろう?

首は重い頭を支える役割があります。また、頭には目がついていますから、からだを動かしたときに頭が大きく動いてしまうと情報が一定しません。
そこで首は、どのような状況でも頭を一定の位置に保つよう、
首についている筋肉が調整して働いています。

さらに首は背骨の一部であるので、この首の動きにより人はベッドや布団などに寝ている状態から、楽に起き上がることが出来るのです。
寝違いをした場合を思い出すとわかると思います。
寝違いを起こすと、「椅子から立つことはできても寝返りは打てない」という状態になりませんか?

 

 

動脈が通っている首

また、首には脳と顔面に血液を供給する総頸動脈と、椎骨動脈という大事な2つの血管が通っています。

命の中枢である動脈が首にあるということです。

椎骨動脈は頸椎という首の骨のなかを通っている脳に栄養を与える動脈です。
脳に入るには90度に曲がって進むので、より圧迫の障害を受けやすいのです。

ストレートネックになって、骨がズレると椎骨動脈も圧迫し脳梗塞を起こす恐れもでるわけです。

筋肉はテントを支えるワイヤーロープのようなものです。

首の骨のカーブが失われてしまうと、頭頚部を安定させるためにあるこのワイヤーロープのバランスがくずれ、慢性的な肩こり・首のハリが起こり、その他いろいろな症状が現れてもおかしくないのです。

 

 

ストレートネックの症状

  • 頭痛がする
  • 肩がこる
  • 首が痛い、首が動かない
  • 頚椎症、椎間板症
  • 上が向きにくい
  • めまい、ふらつき感がある
  • 手のしびれがある
  • 吐き気
  • 寝違いを繰り返す
  • 逆流性食道炎、胸焼け、吐き気がする
  • 自律神経失調症、うつ
  • 血圧が不安定

☆ストレートネックであっても無症状の場合もあります。