こんにちは。
きこうカイロ施術院の治療トレーナー、高田祐希です。
尿失禁で悩む人は男女問わずたくさんいらっしゃいます。(製品もたくさん出ていますね)
40代以降?50代以降?いえいえ、若い人でも実は多いのです。
世間でよく聞く「尿失禁の理由」は後でまとめています。
今回はまず、あまり知られていない理由の考え方をみなさんにもぜひ知っていただきたいと思っています。
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それは アドレナリンが出ていないから
「アドレナリン」って何だっけ?
「ノルアドレナリン」とどう違うんだっけ?
なんか闘争的な感じを出すものだっけ?
ここまで思い浮かべられただけでも素晴らしいです。
なぜアドレナリンが出ていないと尿失禁を起こすのか・・・。
それは
「アドレナリン」が生き延びるためのホルモンだから。
アドレナリンは、
人間が外敵から襲われ、生き延びるためには戦うか逃げるしかないといった、まさに生命の危機という状態になったときに出るホルモンだから。
戦ったり逃げたりしている途中に、おしっこをしたくなったら困る!
だから
アドレナリンは
膀胱を広げて尿をためやすくしたりもする!
アドレナリンは膀胱を広げて尿をためやすくする
アドレナリンは膀胱を広げて尿をためやすくする
アドレナリンは膀胱を広げて尿をためやすくする
3回書きました。
年とともに膀胱の皮が硬くなってきて伸びなくなるからためておけなくなる・・・
だからトイレが近くなるという話をよく聞きます。
これを治すにはトイレを我慢する練習だ・・・ともよく聞きます。
アドレナリンのことを知っておけばもう少し対処ができるかもしれません。
もちろんアドレナリンが出すぎてもいけないですよね。
少し掘り下げてみましょう。
アドレナリンとは
アドレナリンが出る時というのは
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アドレナリンは、興奮や緊張を感じた時に分泌されるホルモンです。
どんな状況で出るのかと言うと
・スポーツをしている時
・ライブ会場で盛り上がっている観客
・危険な場所で冒険をしている時
・恐怖を感じている時
なかなか普段このような状況に身を置けない人も多いんじゃないかと思う。
アドレナリンは「やる気」と関わるのでそこから紐解いてみましょう。
アドレナリンの分泌
アドレナリンが分泌されると
集中力や注意力が向上する
判断力や行動力が高まる
身体能力が向上する
痛みを感じにくくなる
痛みを感じにくくなる
痛みを感じにくくなる
痛みを感じにくくなる 3回書きました。
逆を書いてみましょう。
アドレナリンが分泌されないと
集中力や注意力が低下する
判断力や行動力が低下する
身体能力が低下する
痛みを感じやすくなる
痛みを感じやすくなる
痛みを感じやすくなる
痛みを感じやすくなる 3回書きました。
若い人にも当てはまることなのですが
年を経るごとにさらに感じることばかり。
尿失禁だけでなく、ひざ痛や腰痛で「うぇ~」と言ってる人にもアドレナリンを思い出してほしいです。
そして次のようなものも引き出してくれます。
アドレナリンは「やる気」を引き出す
「やる気」とは目標達成意欲や挑戦心です。
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他の言い方をするなら
・意欲(何かをしようとする気持ち
・モチベーション(目標達成に向けての動機づけ)
・向上心(現状に満足せず、さらに上を目指そうとする気持ち)
・熱意(目標達成に向けての情熱)
・積極性(自ら進んで行動しようとする態度)
・活力(元気や勢い)
・エネルギー(活動力)
・バイタリティ(生命力、活力)
やる気を引き出す方法
やる気を起こす具体的な方法
興味のあることを見つける
達成可能な目標を設定する
好奇心を大切にする
小さな成功体験を積み重ねる
自分を褒める
質の高い睡眠を確保する
バランスの取れた食事を心がける
適度な運動をする
ストレスを解消する
周囲の人とのコミュニケーションを大切にする
新しいことに挑戦する
私がたまにやっているのは
「自分にとって作ったことのない新しい料理を作る」
「行ったことのないところへ行く又はいつもの場所を違うルートで行く」
「〇〇比べをする」
といったことを一人で楽しんでいます。
「へーっ」と思う事が意外にあるもので、新しいことを知ると楽しいです。
アドレナリンはやる気を引き出しますが
やる気からアドレナリンも上げていける!
まずはやってみる。
不安はどこから来るのか?
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とはいえ年齢に応じた悩みや不安はありますよね。
結婚するのかしないのか
子どもができるのかできないのか、作った方がいいのか作らない方がいいのか
この先どうなるのか
失敗したらどうしよう
何で認められないんだろう
私なんか
また災害が起きたら
不安は妄想に過ぎない
仏陀(ブッダ)の教えによると
人の精神状態(アタマの中身)を「3つの心の反応」に分類することで区別するのだそうです。
⑴貪欲(過剰な欲求。現状以上に求めてしまう心)
⑵怒り(不快感・不満)
⑶妄想(アタマの中で考えること。過去を思い出す・将来を想像することなど)
この分類に従うと「不安」はマイナスの事態を想像している状態なので
アタマで考えているだけの
「妄想」
です。だから「これは妄想なんだ!」と客観的に考えて、妄想から抜ける練習をすると良いそうです。
ブッダが教える正しい行動の順序の一番目は
「やってみる」(体験を積む)
なんですよね。
体の不安解消は
「痛い」と言って来られた方が「痛くない」と言って帰られる。
来られたときは「太かった脚」が締まっている。
体に関して言えば、動かし方を間違っているだけです。
ブッダの教えと同じ。
「やってみる」
これを思い続けていられたら心身ともに若くいられるのではないでしょうか。
※アドレナリンの過剰な分泌には注意
興奮しすぎる
不安になる
集中力が低下する
疲労を感じやすくなる
バランスが必要なのは当然のことなのですが
こういった自分の変調に冷静に客観的に
「自分で気が付けるか」ということです。
もし周りで言ってくれる人がいたら素直に耳を傾ける。
それを心がけている人ほどいつまでも「若い」です。
アドレナリンとノルアドレナリン
アドレナリンとノルアドレナリン。
どちらもストレスや興奮時に分泌されるホルモンですが、役割に違いがあります。
ここまで読んでいただいて
「おや?」
と気付いた方はいらっしゃいませんか?
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アドレナリンは「呼吸を楽にする」という作用もあるのです。
「呼吸が浅くて」
「息が吸いにくくて」
このような方、多いですよ。
運動をしているのに呼吸が浅いという方はやはり筋肉の使い方が良くないのです。
胸郭を拡げていない。ということは正しい腹筋ができていないというわけです。
参考にしてみて下さいね。
項目 | アドレナリン | ノルアドレナリン |
分泌場所 | 副腎皮質 | 副腎皮質、脳、神経組織 |
主な作用 | 心拍数増加、血管拡張、血糖値上昇 気管支を拡張させ、呼吸を楽にする | 血管収縮、集中力・覚醒度向上、 怒りや不安などの感情 |
主な役割 | 戦闘モード、運動能力向上 | ストレス対応、集中力・注意力維持 |
では尿失禁の種類をまとめてみました。
尿失禁の種類
腹圧性尿失禁
力の入れ方の間違いから起こるものです。
正しい体の使い方さえ分かれば、ちゃんとトレーニングすれば良くなるものですが、それをあきらめてしまうとその後永遠に続きます。
・お腹に力を入れたときに尿が漏れる
・くしゃみや咳、重いものを持ち上げたときに起こる
・骨盤底筋群が緩むことが原因
・出産後の女性や前立腺がんの手術後の男性に多い
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切迫性尿失禁
医師の指示を仰ぎましょう。膀胱炎については下記の記事を参考にしてみて下さい。
・突然尿意に襲われ、我慢できずに漏れる
・膀胱炎や膀胱腫瘍などの刺激による強い尿意が原因
・40代以降の男性女性に多い
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溢流性尿失禁(いつりゅうせいにょうしっきん)
前立腺の問題と子宮脱の問題が重なるのですから筆者の理屈は正しいと思います。
本気で体の使い方を変えようとすればかなり改善できます。
・自分で尿を出したいのに出せない、でも尿が少しずつ漏れ出てしまう
・前立腺肥大症や前立腺癌、子宮脱などが原因
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機能性尿失禁
・排尿機能は正常だが、身体運動機能や認知機能が原因で尿失禁が起こる
・歩くことが困難でトイレに行くまでに間に合わなかったり、認知症のためにトイレで排尿することが理解できないという場合
膀胱がんや尿管結石、馬尾症候群(原因となるのは腰椎椎間板ヘルニア、腫瘍、外傷、硬膜外血腫、細菌の感染といった病気が理由)などもありますので医師に相談してください。
お読みいただきありがとうございました。
アドレナリンは気が付かないうちに落ちている場合があります。それと尿関連とがつながっているとは。
その本来の体の仕組みを理解して役立てるのが動物であるヒトではないかと思います。
多くの方のお役に立ちますように。
高田
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