骨盤が前傾するのはいいこと?悪いこと?

前回 バレエダンサーで「しゃがみ込むことができない」ひとがいるわけを書きました。体の柔らかいバレエダンサーにもその体型によっては不得意になってしまう「しゃがむ」という動作。
反張膝の人に多い特徴 の中にも「かかとをつけてしゃがめない」は入っています。
共通にあるのは骨盤が前傾している、あるいは腰椎の前弯が強いということ。

骨盤が前傾しているのはいいことなのか?悪いことなのか?

いったいどっちなんでしょうね。

ヒップアップした骨盤前傾

私はヒップアップした骨盤前傾の外人さんタイプにずっとあこがれていました。脚が長く見えるし(実際長い)、かっこいい。女性らしくも見えるし、男性でもやっぱりかっこよく見える。でも調べていくと弊害も多いのです。私はいわゆる平背タイプです。で、こんな図を作成してみました。きこうカイロ姿勢図
私は左から二番目、「平背姿勢」です。骨盤は後傾気味。そして重心が前に倒れがちです。だからヒールのある靴を履くと、さらに前につんのめって足が痛くなります。くびも前に倒れがちですね。そう、私は「絶壁頭」です。うしろに重りがない。

昔の日本人はお尻が扁平で下がりがちだと言われていました。平背タイプが多かったのだと思います。最近は違いますね。変わってきたと思いますよ~。

私があこがれたのは右から二番目のタイプ。この「そり腰姿勢」が今は増えてきました。ヒップアップした脚の長いスタイルに近づいてきているようです。モデルさんのポーズにも多い骨盤前傾、腰椎過前弯の姿勢です。が、腰に痛みがきそうですよね。腰椎の前弯が強くなってしまい、腹筋の弱い人に本当に多いのです。

右端は「そり腰」タイプに猫背が加わり、私の見解では反張膝もあるかなあってタイプ、「猫背そり腰姿勢」です。このBODYちゃんにいろいろポーズをつけ、スタンドを使わずに自立姿勢ををとらせてみるのですが、バランスをとらせようとすると、骨盤前傾のタイプはどうしても背中が猫背になっていきます。くびを起こす力がない人は、どんどん頭が前に倒れていきますで、どうなるか。

そんな方は・・・・

くびに肉がつく (2)

くびのねもとに肉がつく

この部分に「お肉」がついていくんです。
くびのねもとに段々に肉がついている方がいらっしゃいますが、それは姿勢からの結果です!と言い切れると思います。あごを上げる筋肉と、くびを引く(頭を上げ、後ろに倒す)筋肉は異なります。

これについてはまた書きたいと思いますが、このくびにつく「お肉」。一番老けて見えてしまうという検証結果があるんです。なんとしてでも取りたいし、つけないようなからだにしておきたいですよね。そのおおもとにあるのが骨盤の前傾かもしれない・・・

さらにこんなことが考えられます。

股関節屈曲拘縮

腰が曲がる?

齢がいくと「腰が曲がる」と言いますが、実際は腰が曲がるのではなく、股関節が屈曲していくのです。骨盤前傾、腰椎過前弯していると、股関節に屈曲拘縮が起こりやすい!

股関節に屈曲拘縮(曲がったままかたくなってしまう)があると蹴りだしができないので、歩幅がせまくなってしまうのです。片脚でからだを支えることが難しくなり、そうすると次の脚をすぐに出して歩くようになるので臀筋も弱るでしょうね。

股関節が伸展できた方がいい。

かかとをつけて、しゃがみ込めた方がいい。

骨盤前傾はかっこいいけどね、のちのちのことを考えたら、足りない筋肉を鍛えておいた方がいいのではないでしょうか。

「私のこれまでの経験では、正常な柔軟性を持ち、背部と腹筋の筋力のバランスを保っていて、慢性の腰痛を訴える平背の患者を診たことがない。平背の患者では体の重心線はほぼ正常で、極端な不良姿勢による慢性腰痛をきたすことはない。」ケンダル姿勢と痛みから引用

平背の私、たしかにぎっくり腰はやったことはありますが慢性にはならないです。そしてお腹が出ないのも骨盤後傾ぐみの長所かな。

ひとついうなら「腹筋力」

骨盤前傾、腰椎過前弯のひとに足りない筋肉をひとついうなら「腹筋力]です。

次回また詳しく書きます。

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