二重あご?口内炎?最近「舌」をよく噛んだり、切れたりしていませんか?

ハイヒールを女性たちが(最近では男性もかな?)少しでも楽に履けますように!

そんな思いで「無痛ハイヒール」100均を使った裏技を「ためしてガッテン」に投稿し、取り上げていただきました。詳しいやり方と2枚張りの方法なども含め、本来の目的を講座でお伝えしている高田祐希です。(ちょっと言ってみた・・・)

講座に来られなくても貼り方なども公開しているのでいつでも始められますよ(^^)/

ですが最近講座に受けられた方のおっしゃるには「実際の理論がわかるとより楽になる」というものでした。人によって足の形は違います。脚のつくりも動かし方も人によって違います。もっと突っ込んでO脚、X脚の対策までお話していけるのが治療家の強み♫

さて今は夏。暑いです。

「舌の力はありますか?」

え?ずっと足や脚のことを言ってきたのに突然「舌」ですか?
私の周りに「舌」の症状を訴える人が増えています。
私もだったのですが。

最近、舌をよく噛んでしまったり、口内炎が舌にもできたり、舌が歯に引っかかって切れたりとなんだか舌の動きが鈍くなってませんか?嚥下(えんげ。ごっくんすること)がすっきりできなくて後鼻漏(こうびろう)を疑う人もいます。

中医学(東洋医学)での陰陽五行という学説で考えてみます。

今は夏。
陰陽五行説で考えると「木火土金水」のうち、夏至から秋分までととらえて今は「火」です。
「火」が燃えている様を想像すると分かります。「熱」ももちやすいでしょう。
夏は暑さによる体温上昇や発汗によって脱水傾向が起きやすく「心」(心臓)に負担がかかる季節です。

「汗血同源」といって血と汗(津液)は源が一つ(脾胃)です。ちゃんと食べて消化しないと血も汗も作られない。なのに暑さで食欲がわかなかったりしていませんか?

「心合脈」といって全身の血管、血脈はすべて「心」に属します。
舌の面は表皮に覆われておらず、血管も豊富なので、舌の色艶を見れば、血脈の状態がわかるというわけです。ということはこの季節、やはり毛細血管が集まっている目の血脈も痛めやすいというのがわかります。

「心」に影響があると症状として表れるのは
「舌」・・・味覚の異常、舌がこわばって喋れないなど。
「汗」・・・ちょっとしたことで顔や体から汗が出る。
「面色」・・・顔の色が赤くなる。
「喜」の感情によって病みやすくなり「げっぷ」「憂鬱な気分」「力なく笑う」といったことが起きる。

「心」の陽気が不足すると舌は白っぽく膨らんでブヨブヨします。
逆に「心」の「火」が上炎すれば舌が紅くなり、ひどければ潰瘍ができます。
「心」の「血」が滞れば舌が暗紫色になったり斑点ができたりします。
「心」の機能が異常になると、舌が巻いたり、こわばったり、言葉が出にくかったりします。

ちゃんと食べてるかなあ?ちゃんと噛んでるかなあ?
暑くて料理なんかしたくないし。なんか適当・・・デザートは食べたいんだけど・・・
そんなことをしていると。筋肉が弱る!

そうです。「舌」も筋肉でした。

二重あごになる理由として、首が前に倒れてばかりいると広頚筋が緩むといいます。
その広頚筋がこれ。でもこれだけでしょうか?

広頚筋

これをめくると胸鎖乳突筋。首を左右どちらかに回旋したときに目立つ、後頭部から鎖骨あたりにまでついている筋肉が出てきます。

胸鎖乳突筋

「舌」自体にたくさんの筋肉があるのですが、いわゆる外から見える「舌」は、平常時どこに位置するのが本当なのでしょう?

上あごにぴったりくっついているのが本当の位置です。舌の先端は上の前歯の裏に位置し、舌の表面は吸いつけられるように上あごにぴたっとくっついているはずなのです。この力をつけるために赤ちゃんの頃に「母乳を吸う」という動きがあるのだといいます。

どうしてここに位置しなければいけないのか?

ぴったりくっついていると舌の表面が乾きません。口臭の原因の一つが舌の乾燥です。口臭は、鼻呼吸ができない口呼吸の人に多いとも言われています。(口臭はこれだけが理由ではありません)

じゃあ、上あごにぴったりくっつけるための筋肉はというとこれです。

茎突舌筋舌の下面から側頭骨につながっている茎突舌筋です。
舌を支える舌筋群は実は発生学的にからだのなかの最上部の抗重力筋なのです。

抗重力筋

地球上で生活する以上、常に重力の影響を受けます。この重力に対して姿勢を保持するために直接は運動に関わっていなくても「緊張は常にしていなくてはいけない」という筋肉があります。この筋肉のことを抗重力筋といいます。

脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
腹直筋(ふくちょくきん)
大殿筋(だいでんきん)
大腿四頭筋(だいたいしとうきん)
などです。

脊柱起立筋は含まないとか・・・個々の考えも色々あるようですが。地球の中心から引っ張られているのですからね。連動させながらも体位によって強めに働く筋肉が出てくるのは当然だと思います。

からだのなかでも一番上部にある抗重力筋が舌筋です。その中でも「茎突舌筋」(けいとつぜっきん)は舌を上あごにぴたっとくっつけておく筋肉です。

こんな話を聞いたことがあります。

ボクサーはなぐられます。でも立っていなければなりません。ずいぶん前ですが、具志堅用高さんが強いボクサーを目指している時、足の親指付け根を鍛えるためにパイナップル畑でバイトをしていたというご本人のお話をTVで見て感激したことがあります。

「足の親指付け根を鍛える」なんて、今まで書いてきた足裏のアーチとつながることです。

それに加えて。

舌筋だけが他の抗重力筋と方向が違うのです。

だから,
ボクサーはマウスピースをしていますが、舌はしっかり上の前歯の裏に力を入れて位置させているのだと。舌の使い方、歯のかみ合わせがスポーツパフォーマンスに影響があることを物語るのだと思います。

頭部の安定には不可欠な茎突舌筋。この筋肉はインナーマッスルです。。

(インナーマッスル=からだの深部にある比較的小さな筋肉。関節を保護し安定させる役割を担う。深層筋。)

ではその他の舌筋です。肩甲舌骨筋です。

肩甲舌骨筋なんと!肩甲骨についています。

次は胸骨舌骨筋です。

胸骨舌骨筋胸骨についています。

暑い夏。ちゃんと噛んで食べないでいると舌筋も退化するのでしょう。

ということは、二重あごの対策で「舌」を動かすのは本当に理に適っていると思いますよ。そして筋肉のえさはたんぱく質です。やはり、正しい姿勢でちゃんと噛んで食べるという事が二重あごを防ぐのにも基本となるのではないですか?

舌が長く生まれたうちの子。舌足らずではなくて、舌あまりすぎ。歯が生えるまで唇の中に舌がおさまらず、いつも舌が出ている子でした。首が前に倒れています。滑舌が悪いです。舌に力がないので睡眠時があぶなっかしいです。ようやく自分のことが分かってきたようですが・・・。

最後までおつきあいいただき感謝します♫