こんにちは。
きこうカイロ施術院の治療トレーナー、高田祐希です。
今週はたくさんの方の素足での体の動かし方を見てきて、
足首が本当にキュッと締まっている人の特徴から分かったことを皆さんにお伝えしておこうと思いました。
究極の足首を細くする方法は、実際に足首が細い人の動きを理解すればいいのです。
かかとの上げ下げで足首が締まらなかった人にとってはいいお知らせだと思います。
足首が細い人の特徴
私の独自の見解ですがたくさんの素足での体の動かし方を診てきて統計的に感じたことです。
足首が細い人の特徴その1
・エジプト型の足で外反母趾になっていない人。
もちろんギリシャ型やスクエア型でも足首の細い人はいるのですが少し違いますね。
足首が細い人の特徴その2
・母趾の床を押さえる力が強い人
これは母趾の屈曲という動きになります。それを行っている筋肉が長母趾屈筋です。
この筋力がやたら強い人がいるのです。足のグーチョキパーで言うとチョキの反対バージョンになりますね。
母趾だけを床に押さえるのが得意な人です。
ただこの人たちは母趾の床への押さえを 土踏まずを落として足首をねじるように回内させてやりだすとまずいのです。
体が疲れやすくなってきます。なぜなら脚の外側を使わなくなるから筋肉のバランスが悪くなっていきます。
今まで元気だったのに急に立っているのがしんどくなった・・・という例が非常に多いです。
いずれにせよ、足首を細くさせるには母趾をまっすぐ下へ押さえる力が必要なのだという事が分かります。
母趾を曲げる力は土踏まずを上げる力
回内足を治す動画もあげましたがお分かりいただいたでしょうか。
ヒントは上のイラストの「回外」を見てください。
前足部が内転
と書いてありますね。
これをしないことには土踏まずは上がってくれません。
また次の機会に動画にしたいと思いますが、
母趾を曲げる力と同時にこの内転ができていたら外反母趾にもならないということを私も知っていたかったです。
経絡で考えると
私はカイロプラクターズでありながら中医薬学大学で勉強した医学気功師でもあるので、経絡からのお話もできます。
母趾を曲げる筋肉に通る経絡は
・足の太陰脾経(たいいんはいけい)
・足の少陰腎経(しょういんじんけい)
・足の厥陰肝経(けついんかんけい)
があります。
関係のある症状は
生理不順・下痢・便秘・腎炎・排尿障害・不眠・尿漏・早漏そして
文字に入れなかったのですが
不妊も入ります。
出てくる症状を見ると、よりがんばって強くしておきたいと思わずにはいられないのではないでしょうか。
「かかとの上げ下げ」を正しくやってますか
かかとの上げ下げはカーフフレイズやヒールレイズとも呼ばれていますが誰しも一度はやったことがあるのではないでしょうか。足首を細くさせるというのに有名なトレーニング方法です。
かかとの上げ下げだけをやっていたら足首は細くなるのかと思っていました。
しかしどれだけやっても細くなりませんでした。
下手すると逆にふくらはぎが張るだけで終わったりで元より太くなることが多かった。
足首が細い人の動かし方から参照すると
・母趾の押さえは必須
それと同時に
・回内足を治しながら
・ひざ過伸展を止めるために股関節を外旋させる
あれもこれもと言葉にすると大変そうですが、やってみると誰でもできます。でも力も必要なこともわかると思います。
その力をどうやって出すのでしょう。
お腹を出して力を入れてはすべてが台無しです
足首からふくらはぎにかけての筋肉も意識した
股関節も外旋させた
ひざとひざもくっつけた
それらの力をお腹を反りだしながら行うと頑張ってやっているつもりでも力のベクトルは狂うのです。
これについてはまた動画を作ります。とても大事なことなので。
動画を解説付きでまとめました。今回はあれこれずっと喋ってますよ。
YouTubeでまとめています
肩のボトックスについても話しています。興味のある方は一度ご覧くださいね。
そして参考になったら「いいね!」をよろしくお願いいたします。
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