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実はオリンピック選手になれたかもしれないのはこんな人

こんにちは。

きこうカイロ施術院の治療トレーナー、高田祐希です。
何か問題があって来られるたくさんの方たちを診ていて気付くことです。

実は後に問題が起きやすい人とオリンピック級の選手とは紙一重だという事です。

とても「惜しい」人がいます。「もったいない」人もいますね。

とても恵まれたものを持って生まれているのに、生かしきれていない人が実は後に問題が起きやすい人だったりするのです。

目次

オリンピック選手や有名アスリートに多い体の特徴

体が柔らかいがケガも多いため筋肉を強化する

体が柔らかいということは通常の可動域を超えて
しまうので、ケガの危険性は高くなります。

だから筋肉を鍛えるしかないのです。

野球 大谷翔平選手

肩甲骨、肩、ひじ、手首などコツコツと柔軟運動を重ねた結果、肩回りの筋肉が柔らかく、肩甲骨の可動域が圧倒的に広くなったと言います。

そして大谷選手はO脚です。ひざも過伸展しています。

水泳 入江陵介選手

持って生まれた身体的特性に加えて、特に肩甲骨周りの柔軟性を高めるトレーニングを行うとともに、体幹を強化するエクササイズや、ストレッチを取り入れていました。

ゴルフ 石川遼選手

肩甲骨周りの柔軟性がゴルフにおけるパフォーマンスに影響し、スイングの動作やスピードの向上につながると言います。

やり投げ 北口榛花選手

彼女はやり投げの前にバドミントンや競泳、体操競技の練習も行っていました。上半身の柔軟性や可動域を高めたことで肩周りの筋肉の柔らかさがやり投げに大いに役立ったと言われています。

私見ですが、この腰の反りを見てもひじの過伸展具合を見ても、もともと可動域の大きこのこの身体的特性が大いに生かされているわけです。

しかしこれも体幹を強化しているから成り立つものです。

彼女の体から感じるのは「しなり」。鞭(ムチ)です。

卓球  長崎美柚選手

体を回転させて正面ではなく背中側で球を受けています。その後すぐに正面を向いて次のプレーに移れる体幹の強さ。

恵まれた体格と長いリーチを活かし両ハンド攻撃が特徴で、試合中の変化に対応する能力が高いのは柔軟性に起因していると言われています。

特に内転筋や脚の柔軟性を高めるためにストレッチや脚の筋力を強化しています。

サッカー 三苫薫選手

特に足首の柔らかさがあるからこそのあの「1ミリクロス」だと言います。

足首が柔らかすぎるとけがのリスクが上がるけれど、あのようなドリブルができるというメリットもあるわけです。

彼は足首を大きく内側にひねることで、ボールをスムーズに前に運び、相手のディフェンスを巧みにかわすことができるそうです。

体幹の安定性や股関節の可動域の広さ、そして体の柔らかさといった要素はスピードやパワーには不可欠です。

後に問題が起きやすい人の体の特徴

体が柔らかい

後に問題が起きやすい人というのも実は関節の可動域が大きく柔らかい人に多いのです。

(順不同)
・腰を反らせてモデルのポーズができる
・ひじ過伸展
・ひざ過伸展(反張膝)
・あぐらは難なくかける
・女の子座りをやろうと思えばできる(できた)
・ヨガはできる
・ブリッジも子供の頃はできた

ひじが過伸展しているというのはこんな腕です。

ひざが過伸展しているというのはO脚やX脚の脚です。

実は先に書いた有名なアスリートたちの特徴を持っている人たちと同じなのです。

実にもったいない話です。

子育て中の人は特に覚えておいて欲しいのですが、この体の特性は生まれ持ってのものですから「ギフト」です。

この柔らかさに筋力を加えるととてつもない「運動能力」になるのです。

体の柔らかさだけで筋力をつけないでいると

「関節弛緩症」と判断されることもあります

関節が柔らかいだけで谷身体的異常がなければ心配することはないと言われています。
・ひざや関節の靭帯のけがを起こしやすい
・肩やひざの皿の骨(膝蓋骨)が脱臼しやすい
・同じことをしていても他の人より関節を痛めやすい

捻挫を繰り返しているとさらに靭帯は伸びてしまいます。
可動域の制限を超えないようにそれを制御するだけの十分な筋力を作る必要があるのです。

しかしその柔らかさは先にも書いたように「しなり」「鞭(ムチ)」となりますから紙一重と言うわけです。

体が柔らかいだけでできることはたくさんあります。特にヨガは形だけは体の固い人に比べてすぐにできてしまうので勘違いしやすいです。そうこうするうちに本来使うべき筋肉が使われていないので次のようなことが起きます。

・お腹を凹ます感覚がない(前に出しっぱなし)
・体に力を入れる時にお腹を出す(背中を反らす)
・握力がない(手首が痛い、指が痛い・・・)
・力がない、パワーが出ない
・呼吸が浅い
・巻き肩、背中が丸い
・運動が苦手、嫌い
・お尻の筋肉の力の入れ方が分からない
・二の腕の力の入れ方が分からない
・外反母趾
・足が回内している(土踏まずが落ちている)ことに気が付いていない
・ひざが内側を向いている

これらはすべて使えていない筋肉があるからです。
でも若い頃は気付きません。
最近は運動をする人としない人の二極化は子供たちにも表れているようで子供たちの筋力の心配もでてきていますよね。

この記事で
「40cm程度の高さの椅子から、片足立ちで反動をつけないで立ち上がってみてください。 そして、3秒ほどそのままキープできたら合格です。」

と書いてありますが、心配いらないことです。
これも体の動かし方、かかとの使い方次第なのです。
うまくいかない人はやり方が間違っているだけなのですが、放っておくと結局どの筋肉も衰えてしまうのです。
このことについてもまた書きます。



本当にもったいない。今からでも間に合うのだから早く気付いて!

心地のいい情報だけ取り入れていると後悔する

ヨガも本来はちゃんとやれば筋力はつけられます。形だけで満足してしまうのは危険。
さらにメンタル問題や思い込みも入ってくるとちょっと厄介になってきます。
そういう時はオリンピック選手やアスリートたちの努力をどれほどのものか想像してみて欲しいです。

バレエやHIPHOPなどのダンサーたちの練習量もすごいですよね。練習練習練習・・・。

ちょこっとやったぐらいで簡単に変わるものではないのに耳に心地の良い情報ばかりを追ってしまっていると体を思うように動かせなくなるだろうなと思います。

・体に力を入れる時に首、顔、肩に力が入る
・ヒップアップに見える姿勢が良いと思っている
・息が上がるほどの運動をしていない
・体重オーバーを放置
・お酒がやめられない
・甘いものがやめられない
・体に良いという食品を摂取
・体に良いというサプリ、薬を摂取
・水を1日に2リットル以上飲む(運動していないのに)
・動かない
・ジャンプや走るということを数年できていない
・尿もれ
・臓器脱

「わかる」と「できる」は違う

やり方を理解できても実際できるかは別の話です。

そして何よりも動かないと何も変わらないです。

私は体の動かし方を非常に詳しくお教えしています。

それは整形外科やジムではやっていないこと。

みんなと一緒にやっていても分からないことを詳しくお教えしています。

こんな記事があります。
「もし私が『心臓病や心筋梗塞、がん、記憶力の低下、認知症を予防する上に気分も良くなる薬があります』と言ったら、患者は熱狂するでしょう。それは実在しますが、錠剤ではなく汗の結晶なのです」
アンドリュー博士が運動することの重要性を述べています。


お読みいただきありがとうございました。
次回は、体が柔らかくなくても成績を上げた山本由伸選手が何をやったのかについてです。

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