ウエストが太くなってきたとしたら、呼吸も浅く胸も小さく下がってきているはず。
まずは両腕を横にあげてみましょう。

ウエストが太くなる。呼吸が浅くなり胸も小さくなり下がってくる。
それに加えて背中が丸くなってきているはずです。

なんだか老化したからだに感じませんか?

20代30代でものんきにはしていられない。
40代から上はもっと切実さが増すのではないでしょうか。

 

前鋸筋と小胸筋・大胸筋

前回 「壁ドン」の動きで肩甲骨がとびでる翼状肩甲(よくじょうけんこう)について書きました。⇒壁ドンしてここの骨が出るひと。呼吸が浅い恐れあり。

どこの筋肉が働いていないのかというと、それは前鋸筋(ぜんきょきん)です。脇にあるぎざぎざの筋肉です。
これが弱まっているという事は、協力している小胸筋大胸筋もうまく働いていないから、軽く押しただけでも硬くなって痛いです。
ちなみに大胸筋の下に小胸筋があります。

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菱形筋

反対の動きをする拮抗筋(きっこうきん)は菱形筋。大菱形筋と小菱形筋があるのですが、まとめて菱形筋。

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ここも痛い人が多いです。ストレッチポールやゴルフボールやテニスボールで効果がでるのもうなずけます。

前かがみの姿勢で肩が内側に丸まった状態の時にここの筋肉はストレッチされます。
ですが、ずっとストレッチされたままだと収縮しにくくなり、収縮する筋力も弱って痛い

生きているうちのほとんどの行動が前かがみです。眠っている時も丸まっていませんか?

だから最初に書いた「背中が丸くなる」につながってきましたよ。

 

両腕を真横にあげてみてください。手のひらを前に向けて。

腕を真横

そうすると肩甲骨が中心に寄って、胸が開きますね。この時に収縮しているのがこの菱形筋です。
肋骨を小胸筋と協力して引き上げてくれるのもこの筋です。

なに?肋骨を引き上げる?小胸筋と協力して?

肋骨を引き上げられないということは肺のふくらみが少なくなるという事です。呼吸は浅くなる・・・
肋骨の上げ下げが狭いという事は同時に横隔膜の動く範囲がせまいということ。やっぱり呼吸は浅くなる・・・
肋骨が上がらないという事はその上に乗っかっているバストも上がらないという事。バストは下がってくる・・・
そして肋骨でかこわれていないところにある内臓は下がり放題、出放題。ということはお腹がでるということ・・・・

 

腕を真横にあげられますか?何回めでくたくたになりますか?
お腹をひっこめたままでやれてますか?

 

50代近くなるとこの腕を上げるということができなくなる人が

私の経験からいくと、40肩とか50肩とかいうのが出てくると腕が上がらなくなるのです。

悪循環が来るのがわかっていただけたでしょうか。

 

背中が丸い
呼吸が浅い
胸(バスト)が下がる
ウエストが太くなる
肩が上がらない
二の腕が太くなる
肩がこる
背中が痛い

これらはつながっています。
翼状肩甲(よくじょうけんこう)になるのは前鋸筋の筋力低下は男女にかかわらず、かなりのかたに見られるものです。

前回の記事()で前鋸筋は吸気筋としても働きそれには小胸筋も協力していることを書きました。
前鋸筋の動きは横隔膜の動きにも連動しているのです。

 

呼吸筋の主たる筋肉は横隔膜です

息を吸う時に横隔膜は収縮し(下がり)肺は広がります。
息を吐く時に横隔膜は弛緩し(上がる)肺は縮みます。

この横隔膜の可動域を増やすことに着目し、肩こりやだるさの解決を打ち出していたのが NHK「あさイチ」
すご技Q(2017/01/10)~肩凝り・だるさスッキリ呼吸法~横隔膜をサボらせない!

肩甲骨を引き寄せ胸を開く運動をしています。菱形筋を動かしています。
ストローを使って呼吸を深くできるようにしていました。深く吐くために両ひじを抱えてみぞおちの辺りに押しつけるという姿勢をとらせていました。これはまさしくドローインの腹筋姿勢です。ということは肋骨が上がる、バストが上がる姿勢です。

だからウエストが細くなるのは当然。そしてテレビでは言っていませんでしたが、バストも上がってましたよ!

 

効果あります。やってみましょ!
ただ、できない人もいるのです。
できる人は一歩進みます。