足裏には3本のアーチがある

骨、靭帯、筋肉、腱、関節

足は最高の芸術作品である

足裏には3本のアーチがあります。

レオナルド・ダ・ヴィンチが人の足についてのべています。

『足は人間工学上、最大の傑作であり、そしてまた最高の芸術作品である』と。

足は、骨、靭帯、筋肉、腱、関節が複雑に組み合わさってできています。

足の骨は28個

足は趾骨(指の骨のこと・基節骨・中節骨・末節骨)が14本、中足骨が5本、足根骨が7個、これに種子骨2個(小さい骨)を加えて片足28個・両足で56個の骨で構成されています。

からだ全体で約208個の骨があるといわれていますが、足だけで4分の1を占めています。

それだけ重要なところだということでしょうね。からだの表面積1%ほどの足裏で全体重を支えているのですから、これらの骨が靭帯や関節包で何層にも分かれてガッチリとつながれているのです。

足裏のアーチの役目

床反力が足にはかかっている

歩行で足にかかる重さは床からの反発力「床反力」が加わるので1.2倍になります。体重60kgの人だと一歩ごとに72kgの重さが足にかかります。

走ると約3倍!。ジャンプだと約6倍!

この重さをまともにくらわないようにアーチがあるのです。弓のようにびよ~んびよ~んとしなって、床からの衝撃を緩和してくれます。

足裏のアーチが衝撃を緩和する

足には床からの衝撃を緩和するアーチが3本あります。

足裏の親指の根元、小指の根元、かかとの3ヶ所からテントのようなアーチ構造を作り、上からの重みと下からの床反力を支えています。

足のアーチ2

この内側縦アーチ、横アーチ、外側縦アーチの3つのアーチです。アーチは足根骨と中足骨で形成されており、足の靭帯と腱で強化されています。

アーチは全方向への推進力となるバネ

そして衝撃を緩和してくれるだけでなく、
体を前や後ろ左右、上下方向といったあらゆる方向に運ぶための推進力にもなっています。
だから勢いよく前に進むには足裏のアーチのばねが必要なわけですね。

重量を支えるためのアーチ型

アーチ橋という建造物があります。めがね橋を想像してみてください。

重量を支えるためのデザインとして、これほど優れたものはないそうです。

アーチの素晴らしさというのは、
圧力をかけられると強さを増す点にあります。押し下げられれば下げられるほど、アーチの各部分はぴったりとかみ合う。有能な石工ならアーチの下に支えをつけるような真似はしないそう。なぜなら構造全体を弱めるからだそうです。

アーチが足でいう土踏まずに匹敵するとしたら、土踏まずを作り上げるものは28の骨、33の関節、12のゴムのような腱、そして18の筋肉からなる伸張性の高い網です。

手でやってみると

手でアーチ2

上に引き上げる力が必要なのです。

アーチが作れなかったら?

なんらかの原因でアーチができなかった場合、からだに影響があるんじゃないの?

でやすい症状を書いてみましょう。

<内側の縦アーチがなくなる人>
扁平足・むくみ・冷え・肩こり・不調・不妊など

<外側の縦アーチがなくなる人>
O脚・膝痛・腰痛など

<横のアーチがなくなる人>
 開帳足・角質が硬くなる・ヒールだこ・うおのめ・外反母趾など 

このような症状が出だすと歩行にも癖が出てしまいます。足の右と左も形が変わってきます。
そうなるといつしか骨盤を含む、からだ全体へのゆがみへとつながることも容易に考えられます。

残念ながら私の足にはアーチがないです。レオナルド・ダ・ヴィンチでいう最大の傑作・最高の芸術作品が私のからだにない。
その理由は赤ちゃんのころのことが理由の一因となるでしょう。
赤ちゃんの足に土踏まずはない。いつ作られるのか?

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