運動を効果的に体に効かせるための足元を決める4つのポイント
こんなことがありました。
外反母趾の強い方のトレーニングをしている時のことです。
外反母趾になると拇趾(足の親指)の底屈力が弱くなります。だから内側縦アーチが保てなくなってのちには偏平足になる可能性大です。
長母趾屈筋という筋肉があります。
この筋肉は母趾を内転させたり屈曲させたりする筋肉なのです。
そして外反母趾にならないように作用してくれる筋肉なのですが、細っ!ふむふむ、ふくらはぎの奥深くから来ている。
それだけではありません。
母趾内転筋や母趾外転筋といった筋肉で、やはり外反母趾にならないように頑張ってくれるはずなのに。
アーチが落ちて、偏平足になる。足が回内していく。という物語が始まります。
そうなると本来動くはずの筋肉もお休み状態になってしまいます。
そんな筋肉も母趾を正しい位置にするだけで動き始めるのです。
「おお!」
大抵はびっくりされます。覚醒するような感じです。
「使ったことないです!そこの筋肉。」
とおっしゃることも。
しかしこの方は感じない。
わたしは母趾を正しい位置にするために手で支えていたのですが、ふと見上げるとこの方は頭がうつむいているではないですか。
頭は6~8kgもあります。
うつむいて、前にかがみこんでいると、1.5リットルのペットボトルが4本分以上ある頭ですよ。重心がくるってしまいます。
母趾を正しい位置にして、お腹に力を入れ、首を起こして頭の位置にも気をつけて踵の上げ下げするだけで、
「気になってるところのお肉が締まるのがわかった!」
とおっしゃいました。
運動をするときの姿勢での基本の4つ
足指を正しい位置にして
足のバンダを作り、足裏アーチをあげ、足首をキュッと引き締めて行います。
そうするといつもより少しかかと側に重心が移ります。
かかとに重心を移すだけでは指は浮いてしまいます。浮指のもとです。だから足指をのばしたまま「つかむ」感覚を覚えます。
歳とともにゆるんでくるところが、立ち方を変えるだけでも締まるのが感じられるのです。
そして、前かがみが多い現代の生活です。
頭の位置に気を付けないと背中側の筋肉がゆるんでしまいます。これは年齢に関係ありません。
腹筋力がなく、お腹を前に突き出す傾向の人は、バランスを取ろうと体は首を前に倒しがちになり、結果、猫背になってしまいます。
だから少しだけお腹に力を入れる。それだけで運動の効果が変わります。
【基本の4つ】
①足指は曲げない(曲げると虫様筋が働かなくなる)
②足のバンダを作る(足首を締める)
③頭は起こす(重心)
④お腹を少しひっこめる(「腰椎を過前弯にして重心のバランスをとる」ということのないように)
運動はきつく感じるようになります。だから効果が上がります。
体形を変えたいのであれば、自身の使えていない筋肉を知ることです。
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