足の指(足趾)はいつも伸ばすこと!と虫様筋について
足の指(足趾)はいつも伸ばすこと!と虫様筋について
靴の中で足の指(足趾)はどうなっていますか?
考えたことがありますか?
靴の中だけでなく、ふだんでも足趾(足の指)は伸びているものなのです。
「良い姿勢はこうです。」
「素敵な歩き方はこんな風。」
「健康のための走り方。」・・・・・・・・・・
いろいろあります。参考になることがいっぱいです。筆者が勉強してきたことでもありますからね。
ところが、いつも引っかかったのが足の指のこと。
「足趾はどうしてるんだろう?」
「足趾はどうやって使うんだろう?」
O脚で脚が太く悩んでいた私は足の指の使い方の「ホントのところ」が知りたかったのです。
伸ばしているのか、曲げているのか、適度に曲げているのか、どれがホント?
色んな先生方に聞いてみましたが、たぶん皆さん、ご自分を基準にされている。自分が正解。でもホントかなあ。いろんな意見がありました。
先生方は(男性がほとんど)、ハイヒールなど普通は履く機会などないわけで、どうやって履くなんて考えたこともないでしょう。
本来足趾は伸ばしているものです。
いろいろ調べました。
ヨガ、バレエなどの基本の姿勢。解剖からみた運動生理学的なところからも調べました。
どれが正しいのか。
足趾は伸ばして、指の腹に力を入れるのが正解です。
残念なことに教えてもらったことなどない。小さい頃に知っていればO脚は防げていたかもしれない。ということはモートン病も防げていたかもしれない。膝痛も。もともと股関節に難ありで生まれてきた私は80%の確率で変形性股関節症になるという。ああ。私は足趾を曲げて踏ん張るものだと思っていました。ああ。
甲が出ると、ふつうアキレス腱を伸ばすと思いませんか?
違うのです。
踵を遠くへ押すようにして、結果、アキレス腱を伸ばす感覚が必要なんです。
足趾は伸びた状態で。そして甲を上げるときに一番足裏のアーチが作られます。(⇒なぜ足趾を曲げてはいけないのか。ウィンドラスメカニズムについて
これで足裏のバネができるというわけ。
(⇒バレエの世界と足裏とハイヒール)
(⇒足趾の付け根にたこがあって痛いという人、横のアーチ有無の判断を)
特殊な人ができるんじゃないの?
できなきゃいけないわけ?と思った人も多いのではないでしょうか。
ですが、
この足裏の使い方が必要なのがヒールを履く時です
ハイヒールを足趾を伸ばして、「つかむ」という感覚で履いてました?
イメージで言うとこんな感じです。
鳥の踵に見えるところは足趾のひとつです。ヒトとは異なります。
しっかりつかんでいますよね。
傾斜のあるハイヒールやヒールのある靴も、本来はつかんで履いているものなのです。
あくまでも私独自の見解ですが、そうでないとずり落ちてしまう。つま先立ちだけで立ってるわけではないはずです。
バレエを正しく習って来られた方は、ヒールの履きこなしもうまい方が多い。
(筋肉や靭帯に損傷があったという場合はいくらバレエをやっていても、のちのち変わってきます)
みんながみんな、こうやってつかむように立てるわけがない!
足裏に筋肉がない人にもハイヒールを少しでも楽に履いてもらうために「耐震マット」で踵を引っかけたのがあの「無痛ハイヒールの技」だったのです。
鳥の足が止まり木をつかむように「引っかける」ことができて「くっついて」いてくれれば足趾の痛みが軽減できる。そう思ったのでした。
そしてこれから起こり得る外反母趾などの予防にもなる。
踵側に安心して重心をもってこれるということは、殿筋やハムストリングスをしっかり使う事にもなります。(スタイルが良くなるでしょ!)
さらっと書いてるけど、結構考え抜いた技なので、みんなやってみてね~~~。
では足趾を曲げてしまったら?
この方の足指は「かぎ爪趾」です。ciaw toeと言います。足趾にもたこができますし、足裏にもたこができます。
クロートゥ、マレットトゥ、ハンマートゥと分けられるのですが、全体重をこの足趾にのせてしまうのでたこができるのも当然ですね。
このように足趾が曲がってしまうと足裏のバネが使えない、使わなくなってしまうのです。
足趾が曲がってしまうと、足裏のアーチが上がらなくなるのです。
ここでカギとなる筋肉が虫様筋です。
短趾屈筋は第2~第5趾の中節骨と基節骨を曲げる筋肉です。この筋が弱くなるとかぎ爪趾の症状が出ます。
それをめくると
長趾屈筋が出てきます。第2~第5趾の趾(PIP,DIP)を曲げ、足の底屈もします。(上の写真参照)
そして虫様筋はこの長趾屈筋の腱から始まってついています。
第2~第4趾の趾を伸ばしたまま、MP関節から曲げるという荒業をやってくれますが、欠損や重複もあるという筋肉です。
この筋が弱く、長趾屈筋が働きすぎると横のアーチの支えが弱くなり(開帳足)、ハンマートゥ変形の症状が出ます。
簡単に言うと
足趾が曲がっていると、開帳足になり、横のアーチがなくなり、足裏のバネがなくなり、ふくらはぎの筋肉が弱まります。
ということは歩幅が狭くなり、股関節の伸展をしなくなります。きっと腹筋も弱いはずです。
足裏で支えられないわけですからヒールなどを履くと、当然ですが膝が曲がってきます。腹筋が弱いと股関節も曲がったままになって来ますから・・・
どこから始まるかはその方次第ですが、変な癖があるなら早めに気付いてほしい。
足の指は(足趾)伸ばしているのが正しいのです。まずはここからやってみてくださいね。
さあ、体形・体型を変えていきませんか?
この先にあるあなたの未来のために!
名前:高田祐希
女性専用治療院:二子玉川「きこうカイロ施術院」院長。
・カイロプラクター
・医学気功師
・スポーツトレーナー
・姿勢指導士
・テーピング治療
・耐震マットでハイヒールの考案者
・オーラチャクラセルフリーディング及び宿命鑑定
「体形・体型改善」をすることが「痛み」をなくすことにもつながることを自己の経験をもとに伝授している。ストレッチ、筋トレ、HIPHOP、ダンス、ヨガ、気功などをトレーニングの中で用い、各人に最適で効果のある楽しい運動を提供している。
▼著書「どこに行っても治らなかったひざ痛を10日で治す私の方法」▼
⇒ こちら amazonにとびます
きこうカイロ施術院では、コロナ対策として、フェイスシールド、マスク、手袋、換気などで万全な対策をとって営業しております。体のことで気になるところがあれば、是非一度ご来院ください。
▼きこうカイロ施術院公式サイト▼ 治療料金、初診時の内容などはこちらから
⇒ こちら
▼HOTPEPPERでのご予約は▼ ⇒ こちら
▼YOUTUBE▼ ⇒ こちら
▼アメーバブログ▼ ⇒ こちら
▼公式サイト▼ ⇒ こちら
▼Twitter▼ ⇒ こちら
▼Instagram▼ ⇒ こちら
▼pinterest▼ ⇒ こちら
最後までお読みいただきありがとうございました。
当サイトがあなたのお役にたちますように。
体形改善、体型改善、脚痩せ、お腹痩せ、O脚、X脚、ひざ過伸展、反張膝、ひざ痛、腰痛、肩の痛み、首の痛み、足の痛みでお悩みならば是非一度ご相談ください。
西洋医学・東洋医学(中医学)、両方の立場からあなたのからだをサポートします。
ダイエット、ハイヒールの履き方、歩行、不妊、尿もれ、頻尿などのご相談も同時に受け付けていますのでお気軽にご連絡ください。