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膝関節を屈曲させる筋肉⑤膝窩筋とその鍛え方、O脚・X脚・ひざ痛には必須の筋肉

目次

膝関節を屈曲させる筋肉⑤膝窩筋とその鍛え方、O脚・X脚・ひざ痛には必須の筋肉

ひざ痛を改善させることができたのはこの「膝窩筋の理解」といっても過言ではない。

走る。急に止まる。方向転換する。昨日もがんがんテニスができました。

ひざがだるい。
ひざが痛い。
ひざが腫れる。
ひざに熱を持っている。
ひざに水が溜まる。
ひざが曲がらなくなる。
正座ができない。
ひざががくがくする。

整形外科ではレントゲンを撮って変形性ひざ関節症と言われ、「この歳ならこんなもんですよ~」と薬と湿布を出されて終わるという対処を受け、次に水の溜まりがひどくなったので「水、抜いてみます?」で一度だけ水を抜く。楽になるがまた溜まる。

これは

「ちゃんとトレーニングを自分でしなければいけないんだろうな。」

と自分でトレーニングしました。
テーピング治療もする(資格有り)。
たまった水も引いていく(体内に吸収されていきます)。

治した!良かった!・・・と思っているのもつかの間でした。

反対側のひざが突然痛み出す。

これはショックでした。
でもやるしかない。
そこでもう一度、自分の足・脚の成り立ちを考えていく中で、「膝窩筋(しっかきん)」にぶち当たりました。

普通、ひざ痛といえば「ひざの伸展」に注目します。

確かにひざの伸展で使われる大腿四頭筋が弱るとしっかりこの筋肉が縮まなくなり、垂れてひざに負担がかかり、痛みを引き起こすというのも事実です。
歳をとるとひざが下がってきますね。キュッとしなくなる。あれです。
ひざをキュッとさせるという動きには、太ももの前の筋肉(大腿四頭筋)を縮めることが必要で(その他もあり)、それは「ひざを伸展させる」ことになります。

しかし

O脚は「大腿骨内旋+回内足+ひざ過伸展」
X脚は「大腿骨外旋+回外足+ひざ過伸展」

もともとがひざ過伸展してしまっているのにひざを伸展させる運動をしてもどうなのか・・・

過去に「ひざのロッキング」(ひざが痛みとともに伸ばせなくなる)を経験していると、ロッキングしたときの動作が怖くてできなくなります。

それは「ひざをねじる」という動きです。
するとひざを極力ねじらなくなる。
それを何年も続けていると筋力が弱くなるのは目に見えています。

「ひざを曲げて、ねじる力をつけよう。」

やってみて気が付いたのです。

「なんて弱くなっているんだろう!」

ひざを曲げる筋力が圧倒的に弱かったのです。
曲げることはできてもその力は弱っている。曲げられるからだまされてしまうのです。

効果は絶大でした。ひざ痛が治ったのだから。

膝窩筋(しっかきん)

膝窩筋はひざを屈曲させたり、内旋させたりするのですが、

注目すべきは

「膝窩筋が筋力低下するとひざが過伸展する」ということです。

ひざ過伸展(反張膝)を治すには

「足が床についた状態で、太ももを外側に回しつつ、太ももを同士をくっつける力をつけること!」

この力が必要なのです。

ひざが過伸展(反張膝)してしまっている人は、少しひざを曲げた状態で太ももを外側に回してみましょう。
そしてひざとひざをくっつける力を鍛えましょう。
これはO脚にとって一番苦手な動きです。
X脚はひざがもともとくっついているので、くっつけようとする力は足りないのです。

O脚であれ、X脚であれ、ひざが過伸展している人は触ってみるとひざ裏に痛みを感じる人が多いです。
ちょっと膨らんでいて、押すと鈍痛があったり、下腿にむくみがあったりする人は間違いなくひざの屈曲の力は弱い。
血行も悪くなるでしょう。ひざが過伸展するというのは「正しい流れ」が作れていないのです。
だからもみほぐしているだけではダメなのです。
ひざが過伸展しない筋肉を育てた方がいいのです。
ひざ痛の初期の頃、ディズニーシーで一瞬痛みが引いて驚いたことがあります。

あの頃は「踏ん張る」という言葉でとらえていたのですが、アトラクションで座席について踏ん張る動作は、よく考えてみるとひざの屈曲と足の背屈ですよね

で上の記事で書いたように

ひざが伸びていると足の踏み込む力(底屈)が強くなる。
足のつま先が上がる(背屈)ときはひざの屈曲が強くなる。

というわけなので
「キャーッ!」と振り落とされないように、座席に座って踏ん張れば踏ん張るほど、ひざが鍛えられて痛みが取れたのでしょう。

ひざと内外側ハムストリングスの関係はO脚、X脚のなりたちに大きく関わりますのでそれも覚えておいていただきたいですね。

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