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骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由⑤首のしわ=背骨が伸ばせない

目次

腹筋が弱ると脊椎の伸筋が弱る

骨盤前傾は腹筋力が弱い傾向にある

理由①⇒骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由①お腹が出る
理由②③④⇒骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由②腰痛③疲労骨折④圧迫骨折

腹筋については理由①のところでも書きました。
骨盤前傾は腹筋力が弱い傾向にあります。
お腹を凹ますということが苦手です。

背筋が特に強いわけでもないのにお腹を凹ます力がないという「腹筋力が弱い」状態のままでいると何に影響していくと思いますか?

まず背筋が伸びません。

脊椎の伸展に必要なのは骨盤の後傾

脊柱の伸展とは次のような動きです。
骨盤を後傾させることが必要です。
腹筋に力を入れるには
・お腹を強く凹ませる力
・骨盤を後傾させる力
がまず必要です。
(さらに強い力となると胸を起こす力も必要です)

脊柱の伸展

腰を反らすのではない

脊柱の伸展とは背筋を伸ばし、背中を後ろに反らす動きではあるのですが、
間違ってはいけないことがあります。

腰を反らすのではないということ。

脊柱起立筋は骨盤が後方に傾いている(後傾)ときに、最も効率よく働きます。

骨盤の後傾によってこの脊柱起立筋が下方へ引っ張られるので、より効果的に脊柱を正しい姿勢に保つことができるのです。

高田祐希

骨盤を少し後傾することで脊柱は伸展します(背筋が伸びます)。
骨盤前傾のまま腰を反らせていては脊柱は伸展せず(背すじは伸びず)、背中の筋肉は弱くなっていくというわけです。

脊椎の伸展の弱まりは脊柱に影響するだけでは終わらない

腹筋が弱って骨盤前傾のままだと
まず脊椎の伸筋が弱まります。
そしてさらにその影響が及んでいきます。

・お腹が出るので姿勢が悪くなる
・腰が痛くなりやすい
・背中が丸い
さらに
・呼吸がしにくい
・首が起きない

肩がこるなどの症状も出てくるでしょう。

高田祐希

肩が丸まって内側に入っていると胸郭は広がりません。
ということは、次第に呼吸も浅くなってしまうのです。

見た目で
 ・首にしわが入る

ということにも付け加えることになるのです。

腹筋力のない骨盤前傾だと
首のしわにも影響する

首を起こそうとして首を起こせずにあごだけ引いているということがあります。
するとかえって首のしわは増えてしまうのです。

恐ろしくなってあごを引くことも首を起こすこともできなくなっていきます。

首を起こすには先ほど書いたように骨盤後傾をさせた脊柱起立筋の伸展をする必要があるのですが、
もう一つ、胸郭(胸)を拡げるという動きも必要なのです。

使う筋肉が異なる

首を起こす筋肉は脊柱起立筋。
あごを引く筋肉は後頭下筋群。

実例①骨盤前傾タイプの方

骨盤前傾タイプの特徴がよく出ている人です。
このタイプの方は脚がまっすぐできれいです。

この方の場合、首の付け根に問題があります。

首の付け根の丸みです。
背骨(脊椎)の中には脊髄という中枢神経もあり、そこから末梢神経が両サイドから出ているのですが、神経の働きとしても見た目においても首の付け根の丸みは良いとは言えません。

首に肉がついて短く見えると老けて見えてしまうのも短所です。

こぶのような盛り上がりはないほうがいいのです。

この場所は、頚椎と胸椎の移行部でもあり、中医学(東洋医学)でいう十四経絡のなかの督脈(とくみゃく)の通るところです。

経穴「大椎(だいつい)」

特に「大椎(だいつい)」という経穴は
頚部痛
・凝り
・発熱
頭痛
・感昌
背筋痛
喘息
うつ証(中医学ではこの「証」です)
皮膚発疹
てんかん
などに関わるとされている重要なところです。

スマホ、PC作業、家事労働・・・生きているうちほとんどの動作が前かがみなのですから、それが何年も何十年も続くと背中側に力がないと、首も前に倒れていってしまいます。
そうなると頭の重み(1.5ℓのペットボトル4本分より重い)が加わると

首にできるこぶ

・首にしわ
・首の付け根の丸み
・知らないあいだにできている横すじ(すじがクロスしている人もいます)

が出現してく可能性は大です。

脊椎のずれから起こる症状の例としては、
五十肩
風邪
動脈硬化
むち打ち症
胃痛
気管支炎
心臓病一般

とこちらも気になるものがいっぱいです。

首にこのような特徴がある人は骨盤が前傾してしまい腹筋力のない人とも言えます。

「ひざ痛」で来られたこの方の場合、足指を曲げる癖があるので足裏の筋肉が使えていませんでした。

その影響がどんどん上に出て、首の変化がきたとも言えます。

足裏のばねがない、かかとを持ち上げる筋肉が弱い・・・ということはふくらはぎの筋肉も弱く、ひざを曲げる力も弱いので「ひざ痛」がやってくるのは当然です。

ちなみにこの方は実は初診だけでひざ痛はなくなりました。それに驚いて続けて来られて3回目で次の姿勢に変化しました。

体重が変わらなくてもからだは変化するという良い例です。

首が起き、首の付け根の丸みも減りました。なんといっても若さがよみがえっています。体に張りを感じます。

右の写真では指を広げるためにパッドを入れています。小趾が捻じれてしまうと床を押さえる力が弱くなるので補助しています。

実例②800g落ちただけ

正しい姿勢をキープできる筋肉を知ることはとても大切です。

初回から1か月半経っただけでした。

前回来られた時との比較は次の写真です。

800gの違いだけには思えないのではないでしょうか?

筋肉の使い方を覚えただけで、勝手に締まっているのです。

お尻を下げた方がヒップの筋肉は上がる

どちらの方にも正しい姿勢をとる時には
「お尻を下げて(骨盤を後傾させて)」
と指示しています。
骨盤後傾させた方がヒップの筋肉は発達するのです。

脊柱について詳しく知りたい方へ

背中には骨があります。
脊椎(せきつい)=脊柱(せきちゅう)=背骨(せぼね)です。

脊柱

脊椎は椎骨(ついこつ)と呼ばれる骨が連結したものです。
頭の方から
頚椎(けいつい)7個
胸椎(きょうつい)12個
腰椎(ようつい)5個
仙椎(せんつい)
尾骨(びこつ)と続き、側面から見るとそれぞれ前後に弯曲しています。これを生理的弯曲といいます。

高田祐希

脊柱起立筋はこれらの骨を動かし、体幹を起立、回旋、側屈させる筋の総称です。

・腸肋筋(ちょうろくきん)
・最長筋(さいちょうきん)
・棘筋(きょくきん)

それぞれ首の部分、胸の部分、腰の部分にある筋肉ので総計9つの筋肉で脊柱起立筋はできています。

脊柱起立筋

図を見ると脊柱起立筋は頭蓋骨まで続いていることがわかります。
脊柱起立筋は骨盤が後方に傾いているときに、最も効率よく働きます。
なので本来は首を起こそうと意図しなくても

骨盤後傾させる力だけで自動的に首は起きるようにできているのです。

骨盤前傾タイプの人は理由は色々ありますが、この後傾させるための筋肉が短縮してしまっている場合もあります。

正しい腹筋を知る

それはドローインさせる腹筋です。
さらに私の「縮め伸ばし」⇒お腹痩せには「縮め伸ばし」の法則を使う)ではエキセントリック収縮の方法で、よりお腹を引き締めることができるようにしています。

高田祐希

それでもわからない方には
「恥骨を出す、恥骨を上に突き上げてみて」
というと分かる人もいます。
まずは分かるまでやってみることです。分かればそれを維持できるようにすることです。

YouTubeでもご紹介しています

縮め伸ばしについて説明しています。
よろしければ一度ご覧ください。

お腹を凹ます極意

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