ヒップアップの姿勢をとってきたのに
お尻が下がってきた
なぜお尻をすぼめているのに下がるのか。
なぜお尻に肉の段々ができるのか。
スタイルがいいと言われてきたのにお尻に自信がなくなってきたという方もいるのではないでしょうか。
骨盤前傾の癖があるとまずい理由をここまで書いてきました。
理由①⇒骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由①お腹が出る
理由②③④⇒骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由②腰痛③疲労骨折④圧迫骨折
理由⑤⇒骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由⑤首のしわ=背骨が伸ばせない
理由⑥⇒骨盤前傾(偽ヒップアップ、反り腰)の癖があるとまずい理由⑥息が吐けない・・・広背筋
ヒップアップに見せるのではなく
お尻の筋肉を作る
これも骨盤前傾と関係があります。
反り腰で、あるいは骨盤前傾でヒップを上げる姿勢の取り方は間違いです。
しかし、脚が長くスタイルが良いように見せることができるので、写真撮影や人前に立つときなどは取り入れるといいでしょう。
⇒モデルは「背中」をどう見せてる?
腰を反り上げているスタイルが
何とも妖艶で素敵に感じるのは世界共通なのでしょう。
⇒「魅せる姿勢」だけを続けていたら未来のからだに何が起こる?
背すじは骨盤を後傾させることで伸びます。
背筋が伸びないと首は起きません。
スリムなのにお尻が下がる人
お尻に関しては
スタイルがよかった人に多い悩みでもあります。
太らないように食事をコントロールし、どちらかというと痩せ気味だという人はお腹もそれほどは出ていません。
腕と背中の力だけで自分の体重ぐらいは動かせることができる人でもあります。どういうことかというと腹筋を使わなくても体が維持できる状態です。
ところが二の腕はぷよぷよしています。
そのような方はお尻の形の変化に驚いていることでしょう。
お尻の筋肉を作る法則
ヒップ(殿筋群)を作るには
股関節の「外旋」と「伸展」が不可欠です。
股関節を外旋させたまま伸展させるとお尻(殿筋群)に力が入ります。
この二つの動作を同時にすることにより、
殿筋群は鍛えられます。
股関節を外旋させる筋肉
股関節の外旋とは太ももの付け根を外側に回す動作です。
大殿筋が主要な筋肉です。
股関節を伸展させる筋肉
股関節の伸展とは太ももを垂直線より後ろにする動作です。
これも主要な筋肉は大殿筋です。
どちらも主要な筋肉は大殿筋です。
この股関節の「外旋」と「伸展」を同時に行うことが最も殿筋を鍛えることになります。
骨盤前傾の人の股関節は屈曲している
骨盤前傾だとその姿勢において、
すでに股関節が屈曲気味なのです。
骨盤が前傾か後傾かのチェック
YouTubeで紹介していますが、
腸骨の方が前に出ているのは骨盤前傾タイプです。
恥骨の方が前に出ているのは骨盤後傾タイプです。
骨盤前傾はすでに股関節が屈曲状態
腸骨が恥骨より前に出ている骨盤前傾は股関節がもうすでに屈曲している状態です。
だからこのタイプは
股関節「伸展」が苦手です。
やっているつもりで実は腰(腰椎)を反らしているということがほとんどです。
(だから腰痛を引き起こしやすい)
腰椎も前弯が強いことが多く、反りやすくなります。
腰椎の前弯があると胸椎(背中)の後弯も強くなります。
股関節「伸展」まで動かさないので
殿筋が衰える
骨盤前傾のままでいると
・腹筋が弱くなり
・背骨が伸ばせなくなり
・股関節の屈曲傾向が強くなり
・股関節の伸展ができなくなってくる
だからヒップの形が崩れるのです。
シルバーカーが必要?杖を持つ?未来を決めるのは筋肉
「腰が曲がる」
と言いますが、曲がるのは「股関節」のことです。
股関節が屈曲していくのです。
股関節の伸展ができなくなると
股関節の屈曲がすすむのです。
骨盤前傾の人は意識して股関節を伸展させる力つけておく必要があります。
シルバーカーや杖は介護する側からすると使ってもらえる方が安心ですが、一旦使いだすと二足で歩行することは難しくなるのではないでしょうか。
前かがみになるとお尻に力は入りません。
だから
前かがみの骨盤後傾もお尻には力が入らないのでお尻は下がります。
太もも前が張っている人
ひざを伸ばすというのが前太もも(大腿四頭筋)の仕事です。
ですが大腿直筋(大腿四頭筋のうちの一つ)だけは股関節を伸展したときに働きます。
股関節が伸展しないとこの前太ももの一番表面にあるこの大腿直筋が伸びないので、太くガチガチになってしまうのです。
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