なぜ足趾を曲げてはいけないのか。ウィンドラスメカニズムについて

まず、
足裏のアーチがあるのかないのか?
・足指を曲げると(ぐーにする)とMP関節でこぶが3個以上出ますか?
(私は1個。)

足指関節

・ つま先立ちで片足ずつジャンプします。
つま先で跳んでつま先でおりられたらOK。
すぐにかかとがついてしまうようであれば足裏のアーチは弱っている。

(私は左足が弱い。モートン病も左足。)

 

 

足の障害はここからかも

私にはアーチがとぼしくO脚になり開帳足になり外反母趾になりモートン病になり・・・。

 

痛い足でもヒールのある靴をこの先もなんとかはけないものかと
崩れた足裏のアーチをあれこれさわりながら
「無痛ハイヒール」の技を考え出しました。

履くと鍛えられ、履くために鍛える。

別にハイヒールなど履かなくていいのです。

しかし、いざという時に正しくハイヒールを履ける筋肉を持っている人は、元気です。

 

足の使い方など誰も教えてくれない

そもそも足裏にバネがあるなど思ってもみなかったのです。

他の人がどうやって足を使ってるかなどを気になりだしたのは太極拳や気功、ヨガをやりだしたころからかもしれません。

足のちょっとした向きによって、効果が大幅に変わるのに気付いたからです。

さらに気になりだしたのは、やはりからだの勉強を始めてからです。

そして娘のバレエでのトレーニング。

 

 

 

タオルギャザー

今までに足裏を鍛える、足裏のアーチを作るトレーニングといえば「タオルギャザーのトレーニング」が最も有名で、やったことのある人も多いはずです。

タオルギャザー

私もやりました。「できてる」と思ってたんですよね。
しかしやり方を間違っていました。

足の関節2

この絵でいうと、IP関節やPIP,DIP関節。

足の指(足趾)です。

この足の指を曲げて、くちゅくちゅタオルを引き寄せているだけのタオルギャザーでは、本来の足裏を強くする運動にはなりません。

本当はMP関節(指の付け根)からググッと曲げなければいけないのです。

 

もちろん、「足裏のアーチに働く筋肉」といえば「ふくらはぎ、下腿から来ている筋肉」です。

こんなにたくさんあります。

腓腹筋  (足関節の底屈、膝関節の屈曲)
ヒラメ筋  (足関節の底屈)
長腓骨筋 (足関節の底屈、足の外反)
短腓骨筋 (足関節の底屈、足の外反)
後脛骨筋 (足関節の底屈、足の内反)
前脛骨筋 (足関節の背屈、足の内反)
第3腓骨筋(足関節の背屈、足の外反)
長趾伸筋 (足関節の背屈、足の外反、外側4本の足趾の伸展)
長母趾伸筋(足関節の背屈、母趾の伸展、足の内反の補助)
長母趾屈筋(足関節の底屈、母趾の底屈、足の内反)
長趾屈筋 (足関節の底屈、足の内反、外側4本の足指の屈曲)

 

足首や足の弱い人はほとんどの場合、これらの筋肉をうまく使っていないのが原因です。


ふくらはぎ、下腿から足首を通り越して足裏にたどり着いて働く筋肉なので、足首の強さや足裏のアーチの形成にかかわります。

ランニング、ウォーキング、ジャンプ、ホップ、スキップなどはいいトレーニングになります。

かかとの上げ下げ、タオルギャザーももちろんです。

 

しかし、せっかくの運動を阻害してしまうのが足の指。

指を曲げてしまうと効果が出ないのです。(⇒足の指(足趾)はいつも伸ばすことと虫様筋について)

 

 

 

ハンマートゥになってはいけない

タオルギャザーでタオルを「しっかりつかむ」ためにやっていたことは、足の指先を丸めてぎゅっとすることでした。間違いです。
「つかむように歩け」と言われて足趾をぎゅっと曲げてにぎっていました。間違いです。

草履やサンダルを履くとき、母趾と第2趾ではさみますよね。

鼻緒

これが苦手です。ゆびをまるめてにぎってしまう。
これは間違いです。これだと「ハンマートゥ」になってしまいます。

この写真の方も足趾が曲がっているのがわかりますね。

足の関節

かかとを上げて、つま先立ちになって甲を出すと、足の指を曲げてからだを支えてしまう。

ひどくなるとかかとがおりた普通の状態でも足趾が曲がったままになってしまいます。

そう、ずっと曲がったまま。これがハンマートゥです。

 

ハンマートゥの何がいけないのか?

ハンマートゥになると足裏にある「虫様筋」という筋肉が働かなくなります。(⇒足の指(足趾)はいつも伸ばすことと虫様筋について)

誰も教えてくれなかったのではないでしょうか?

足趾はのばしたままだなんて。

つま先立ちになったときでも本来足の指は、「パー」の状態なのです。

タオルギャザーはいいトレーニングですが、曲げなければならないのはMP関節からです。
私は指先だけでこちょこちょ曲げて、タオルをよせて「できる」と思っていただけ。

それでは本来の筋肉を使いきれていないのです。

衝撃的で有名な動画があります。

「こ、ここから曲げられるのか・・・」

そう思いませんでした? もちろん特別に訓練をしてきている方たちです。一般とはほど遠いです。でもね、本来動かせる筋肉なわけですよ。

バレエのドゥミポアントにしてもポアントにしても曲げているのはMP関節からです。

 

 

ウィンドラスメカニズム(ウインドラス機構)

これは前回お話した「ウィンドラスメカニズム」と関わります。

ウィンドラスメカニズム

足裏のアーチは、つま先立ちになった時に一番高くなる!

 

これがウインドラスメカニズム(ウインドラス機構)です。

つま先立ちになると、
足底腱膜が引っ張られ、
内側縦アーチを高くするというメカニズムが足にはあるのです。

 

歩行の最後、後ろ足が地面から離れるときにこの動きがありますね。

出典:観察による歩行分析/Kirsten Gotz-Neumann著

 

c.のターミナルスタンスからd.のプレスイングにかけてウインドラス機構が働いています。

 

普段の生活で、果たしてここまで踏み切っているでしょうか?
ここまで甲を出せているでしょうか?

 

足の指(足趾)は伸びて背屈し、甲がぐぐっと出せている時に、足裏のアーチが一番高くなるのですが、ここまで蹴れていますか?

 

 

立っている状態でも、甲を上げてアーチが落ちないように、かかとの骨と前足部をきゅっと近づくようにしている・・・

このシステムは「トラス機構」といって本来は体に備わっているものなのです。

 

これが弱ってくる原因の一つに足の指(足趾)を曲げてしまうということがあるのです。

 

手でいうと「つかむ」ような感じ。鳥が止まり木をつかんでいるかのごとくです。

 

実際、バレエダンサーたちは、ポアントでも「つかむ」感覚で行っているのですよ。

 

どの筋肉がMP関節から曲げさせているのでしょう?

どうやったらできるんだろ?

それが足の内在筋(固有筋)という小さな筋肉たちだったのです。

手のように足にも内在筋(固有筋)と言われる小さな筋肉がたくさんあります。
これらは長趾屈筋(上記)が足指を曲げるのに対抗するのです。

何をしているのかというと

足趾がMP関節で屈曲するとき、固有筋が作用するとゆびがのびたままになるのです。

言い方をかえると、「足のゆびがのびたままMP関節から曲がる」ということですね。

 

次の絵の上のように。しっかりとした足裏のアーチができあがっています。

ポアント3

出典 ダンステクニックとケガ

 

 

足は 甲をしっかり出さないとアーチは維持できない。

 

 

 

こんな言葉があります。

「筋肉は使用されたときにのみ発達し、その筋力を維持できます。足の弱化の一要因は、これらの筋肉を発達させるための運動不足です。」    出典 身体運動の機能解剖より

 

 

何もしなければ弱っていくだけ。
元から弱い人はどうなるんだ?その足はのちにどうなる?
予測できます。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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